【FEATURE】ZEBRAHEAD Japan Tour 2013ライヴレポート@12/4 SHIBUYA-AX

約二年振り7枚目となる最新作「Call Your Friends」のリリース。2013年のSUMMER SONICで最多出場となる7回目の出演も果たしたばかりの彼等だが、早くもその新作に合わせたJapan Tourにて再来日が決定した。残念ながら2014年5月に営業終了が決定したSHIBUYA-AXで行われた公演にお邪魔した。
まずはサポートアクトのKNOCK OUT MONKEYの登場。大阪出身、パンクをベースとしながらもラウドで図太いサウンドを武器にPUNKSPRINGやSUMMER SONICのみならず、今年日本で初開催されたOZZFESTにも出演を果たしたここ数年でかなり勢いを増してきたバンドだ。僕が某CDショップで働いていた頃にもその名はどんどんと聞く様になった記憶がある。
【シマウマvs.モンキー】なんて言われていた今日の公演だったが、猿のお面を付けたメンバーが登場とセオリー通りな感じで(笑)。分厚い音圧のメロディックだけでなく、ゆる〜ぃラガ要素や、ONE OK ROCK辺りにも通じるモダンなJ-ROCKサウンドも融合。エコーの効いた非常に歌唱力のあるVocalがグイグイとオーディエンスを引っぱり、一部を除いては大仏と化していたオーディエンスの身体を最終的にかなり揺らしていた。叩き上げのバンドはやはり上手い。
KNOCK OUT MONKEYのLiveが終了後、ZEBRAHEAD登場前のサウンドチェック中にアンプやドラム周りにイルミネーションが灯り、オーディエンスからは「おぉ〜!」と歓声があがる。SEやサウンドチェックを行っているスタッフも仮装してさらにムードを盛り立てる中、トドメにはステージ後方に最新作「Call Your Friends」のアートワークのクリスマスカラーver.(現在のZEBRAHEAD Twitterのアイコン)垂れ幕が上り、会場内のヴォルテージも高まる一方。そして!遂に荘厳なSEが流れ、はちきれんばかりの手拍子の中メンバーが登場!!
一曲目は最新作のオープニングも飾る“Sirens”からスタート。焦燥感を煽る疾走感溢れた楽曲に、会場はいきなり大爆発!続く「Phoenix」から “Hel Yeah” と “Two Wrongs Don’t Make a Right, but Three Rights make a Left” をかました後は早くも恒例のお卑猥なMC(笑)。Benはもう相当に悪い単語ばっかり覚えているし、Aliはステージに投げ入れられたブラジャーを嗅いで喜んだりw
ステージのアンプ横にあるターンテーブル的な台はなんなんだろ…と思っていたら、先程サウンドチェックをしていた仮装したクルーがそこに立ってお酒をコップに入れて並べながらコーラスしたり…さらにはギターのワウを踏んだり…コップに注いだお酒をステージ袖のスタッフ等に振る舞ったり…。“Call Your Friends” ではタイトル通りそのお酒担当(なんなんだその担当w)が紹介され、ビール缶に穴を空けて飲んで空き缶をその場に捨てる→もう一人のクルーが空き缶を拾い床を拭く。を繰り返す。まぁ、いつも通りというか相変わらず自由というか(笑)。そんな自由すぎる空間の中でもしっかりとパフォーマンスは進んでいく。AliのRAPがオーディエンスの心をさらに捲し立てる “Ricky Bobby”、“Postcards From Hell” では一度オーディエンスを座らせて一気にジャンプさせるといった、オーディエンスと一体感を生ませる手法は、今や結構取り入れているアーティストも多いが、少なからず知っている中では彼等が最古じゃないかなぁ。
その後もオーディエンスをピックアップしてステージに上げ、専用バー・カウンター前(笑)で演奏しながら乾杯しまくる彼等は、途中途中でLiveやっているんだか飲んでいるのか分からなくなりそうになるが、全くブレずに鳴らされるそのサウンドは本当に感服の一言。Mattyは酒焼けなのか何なのか声がやや枯れてたのは残念だったけど。
この日のセットリストは、最新作は勿論、「Phoenix」や「Get Nice」、「MFZB」からの楽曲が中心に構成。“Mental Health” や、Aliがようやく脱いだ“Hello Tomorrow”等のシングル曲は勿論、それ以外にも「Panty Raid」収録のAvril Lavigneのカバー “Girl Friend” や、初期の大名曲 “Playmate Of The Year” 等は特にオーディエンスの熱狂っぷり高めだったなぁ、やっぱ。俺もでしたが(笑)。本編はこれまた鉄板曲 “HMP” で締め。
アンコールは(関係者曰く)本国から持参したというサンタクロースの衣装を身に纏い登場!これ以上無い時期と衣装で “All I Want For Christmas” のカバーからスタート。そしてオーディエンスが待ってましたと言わんばかりに壮絶なモッシュ大会となった “Rescue Me” や “Anthem” をかまして終了!!Outroは大円団的にWhitney Houston “I Will Always Love You” と完璧!(笑)
前述した通り来日から半年も経ってない中での再来日にも関わらず、この日も含め4公演全ての会場がSold Out。メジャーも含めて、これだけ長い間第一線で活動しているパンクバンドもGREEN DAYやTHE OFFSPRING、NOFXを始めとした大御所を除くとかなり少なくなってきた。そんな中メンバーの交代劇こそ一回だけあったものの、常にコンスタントに作品をリリースし続けつつ来日公演を行ってきた日本を愛する彼等だからこそ、しっかりとリスナーの心を掴み続ける。勿論ただ来日回数が多ければいいというものでもない。二、三回目の来日で「飽きられ」動員が減るアーティストも少なくない事を考えると、本当に凄い事だと改めて感じる。
ZEBRAHEADから一足早いクリスマスプレゼントとなった本公演。他の、中々現状より上にあがりきれない他のアーティスト達と何が違うのかを考えながら見ていたが、その理由は明白なほど沢山転がっていた、貫禄の一夜であった。
テキスト:鎌田 裕司 a.k.a. わいけ
写真:Masumi Kojima
ZEBRAHEAD日本オフィシャルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/artist/Zebrahead/

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