【FEATURES】Get Scared, Newアルバム「Demons」インタビュー 〜誰もが心に抱えている闇を表現している〜

2013年にFearless Recordsと契約しリリースした2ndアルバム「Everyone’s Out To Get Me」がThe UsedやMy Chemical Romanceを彷彿とさせるシアトリカルな名盤を作り上げたGet Scared。2年の時を経て届けられたNewアルバム「Demons」はアルバムタイトル、先行公開されたリードシングル “Buried Alive” からも感じ取れるように、前作のポップさとは逆を行くような、よりダークでヘヴィーな作品となった。コンセプトアルバムだという本作のテーマや制作過程についてギタリストのJonny Braddockに訊いた。
“自分の中にいる悪の部分と闘い、決して弱い自分に負けないことを、今作のテーマにしようって思ったんだ”
──前作がメンバーチェンジ、Nicholas Mattews復帰、そしてレーベル移籍後、初のアルバムだったわけですが、去年のWarped Tour全日程出演なども経て、同じメンバーでの今回のアルバム制作はいかがでしたか?
Jonny Braddock(以下Jonny B)僕らはいつだって一緒にいて同じ音楽を演奏しているから、お互いを知り尽くしているとは思うんだ。それに年月を経て、その関係性がよりナチュラルなものになってきたんじゃないかな。だから、アルバム制作になるとぶつかることもあるけど、完成したときはみんな最高にハッピーな気分だよ。このメンバーで色々と苦労してきたしね。みんな個性的なメンバーだし、本当にうまくやっているなって思うよ。
──今作で3枚目となるわけですが、今までの2作品の経験を経たことで、作曲やレコーディングのプロセスで変わってきたことはありますか?
Jonny B:アルバムをリリースするたびに、かなりの成長は実感しているんだ。過酷なツアー生活ってのは、僕らの生き方にも影響を及ぼすからね。もちろん、音楽性にもね。楽曲制作のプロセスは、昔とは変わっていないかな。だけど、音楽性は変わり続けていると思うよ。バンドを続けられる限り、僕らの人生が変わっていくように、変化を見せたいなとは思うね。音楽って作り手の生き方を反映するものだろうし、Get Scaredの在り方を示すものだからね。
──前作がかなりポップな要素の多い作品だったのに対して、今作ではメタリックなリフやスクリーム要素も増えて、よりダークでヘヴィーな作品になっています。なぜ前作の逆をいくようなサウンドにしようと思ったのでしょうか?
Jonny B:一番は僕らがそうしたかったっていうのがあるね。誰かの意見って言うより、メンバーみんなの意見がそうだったんだ。こういう感じにしようってね。
──プロデュースは前作に続いてErik Ronですが、1stアルバムでも彼はエンジニアとして参加していますよね?彼を起用し続ける理由は?また彼との今作での作業はいかがでしたか?
Jonny B:そうだよ。Erikとは友人でもあるし、仕事っていうプロフェッショナルな関係でもあるから。彼はいつも驚くようなアイデアを出してくるんだ。まさに、バンドメンバーみたいな感じかな。Get Scaredのことをよく理解してくれているし、好みも近いものがあるしね。一緒に作業していて楽しいしね。それが理由だよ。
──あなた達の楽曲はどれもゴシックやシアトリカルな要素がある、バンドの世界観が色濃く反映されたものになっていますが、今作を通してのテーマやコンセプトはありますか?
Jonny B:前作から今作を制作するまでに、プライヴェートなことで色々なことがあったんだ。その時に気付いたのが、冷静になり、幅広い視野を持って、色々な意見や他人を受け入れるってこと。それで自分の中にいる悪の部分と闘い、決して弱い自分に負けないことを、今作のテーマにしようって思ったんだ。
──1stシングル “Buried Alive” のMV、アルバム・アートワーク、アーティスト写真もすべて ‘Black’ なものになっていますが、アルバム・タイトルが「Demons」ということで、今作のテーマカラーが ‘Black’ なのでしょうか?
Jonny B:このアルバムはコンセプトアルバムなんだ。Demonsっていうのは、典型的なあの悪魔っていう意味よりかは、自分の心の中に潜む負の部分のことなんだよ。ダークなイメージになっているのも、誰もが心に抱えている闇を表現しているというか、誰だって弱い部分があるからね。それを伝えたかったんだ。
──1stシングル “Buried Alive” のMVが、公開から1週間と経たずに10万回再生を越えて注目度の高さを感じました。2年ぶりの新作に、これだけの期待を持ってファンが待ってくれている状況に対してどう思いますか?
Jonny B:最高のレスポンスだよね。ファンのみんなの期待をすごく感じているよ。たった1曲だけなのに。だから、アルバムのリリースが楽しみで仕方がないね。早くすべての楽曲を聴いてもらいたいよ。
──今作で特に気に入っている曲を1曲挙げるとしたら、どの曲ですか?またその理由は?
Jonny B:どの楽曲も捨てがたいんだけど。“Suffer” かな、1曲だけ挙げるなら。
──10月からはNew Years Dayとツアーを周りますが、バンドの世界観を表現する上で、ライヴで心がけていることはありますか?
Jonny B:難しい質問だね。とにかくクレイジーでカオティックなラウドミュージックを、ラウドなファン達に楽しんでもらうことかな。とにかく一度ライブを観てもらうとわかると思うよ。
──今後一緒にツアーを回ってみたいバンドはいますか?
Jonny B:たくさんいるよ。 Issues, Of Mice & Men, Korn, the Used, Deftones, Pierce The Veil, The Plot in You, One OK Rock, Black Veil Brides, Escape The Fateとか。実はまだまだいるからね!
──最後にあなた達の来日を待ちわびている日本のファンにメッセージをお願いします。
Jonny B:日本のファンにはまだ会ったことないけど、いつだってライブを観てもらいたいって思っているよ!いつもサポートをありがとう。会える日を楽しみにしているよ。WE LOVE YOU!!

Get Scared「Demons」
2015.10.31 In Stores
KICK ROCK INVASION
EKRM-1325 / ¥1,944 (tax in)
Interview: Nobuya Fukawa / Translation: Ken-Ichiro Arima

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