【NEWS】Real FriendsのギタリストDave Knoxが、暴行を受け後遺症を伴う重症を負った父のために寄付を募る
シカゴ出身ポップパンクバンドReal FriendsのギタリストDave Knoxが、2012年にバーで襲われ後遺症の残る重症を負った父のために、GoFundMeページを開設し寄付を募り始めました。開設から1日ですでに$8,000ちかい寄付が集まっています。DaveがGoFundMeに書いたコメントは以下。
Please take a minute to read and share this page regarding Dave's dad. Thank you. https://t.co/4OrACACy5v
— Real Friends (@realfriendsband) 2016, 2月 19
僕の父は、2012年の元日にイリノイ,クレストウッドのバーで意識を失うまで暴行され、脳が出血し巨大に腫れあがるという、すぐ処置しなければ致命傷になる怪我を負わされました。その後病院で、脳の腫れを和らげるために頭蓋骨の一部を外す手術を受けましたが、あまりにもひどい怪我の為、手術を乗り越えられる可能性は20%しかないと医師に言われました。そして手術は成功したものの、複数の脳卒中を患い3週間もの間昏睡状態が続き、意識が回復した後も、瞬きと首を縦に振る以外のコミュニケーションは出来ませんでした。
そして容体が安定した僕の父は長期療養施設に移りました。しかし、そこでは十分なケアが受けられず、また別の療養施設に移ったものの、そこでも同じようなケアを受けるだけでした。それから数週間、僕は施設を探し続け、イリノイ,ウィートンにあるMarianjoy Rehabilitation centerにようやく移ることができました。その施設で約2ヶ月間を過ごした父は、それまで何ヶ月も寝たきりだったこともあり、すべての筋肉が衰え、ほぼ動かすこともできない状態で、筋肉を回復させるために、体を起こすこと、バランスをとること、歩くこと、食べること、簡単な計算をすることなど、毎日当たり前に行う基本的なことから行わなければなりませんでした。
父がMarianjoyで受けた治療はとても有益で、精神的にも身体的にもより良くなりましたが、決して以前と同じようになれるわけではありません。怪我をする前の父は、才能があって目の前にあるどんな仕事もこなしていました。彼は車をいじったり、コンピューターを作ったり、旅行をするのが好きでした。そして彼は20年間、機械工として成功していました。彼が体に受けた半永久的なダメージは、彼の好きだったことをほぼ奪い去り、人生を完全に楽しむことを許してはくれません。彼は補助なしでは歩けず、しばしば倒れてしまいます。彼は情動調節障害(無意識に泣いてしまったり、笑ってしまったり、感情を制御出来ない症状)になり、記憶を失い、基本的な運動能力と理解力の欠如、排泄の不自由などで落ち込み苦しんでいます。彼に起こったすべてが、彼を除く家族全員にも感情面で大きな痛手を与えました。
4年が経ち、彼に暴行を加えた男との訴訟が基本的に潰れてしまったために、僕は今これを書いています。男は刑事告訴されることもなく、破産を申し込んだために、僕達家族が受けられるかも知れなかった賠償金もすべて無しになってしまいました。4年間の弁護士費用、治療費、彼の基本的なケアに必要なお金など、莫大な費用が両親にのしかかり、さらに重荷は両親に一生ついてまわります。僕の父はもう2度と働くことが出来ないため、財務責任は母ひとりにのしかかります。インターネットが困っている人の力になるのを見て、家族の経済負担を少しでも軽くするためにこのページを立ち上げました。これを読む時間をとってくれたこと、そしてどんな方法でもサポートしてくれている皆さんに感謝します。
-David Knox
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