【NEWS】オハイオ出身ブラックメタルバンドのメンバーが彼女を殺害後に自殺
オハイオ出身ブラックメタルバンドSataniconのベーシストRaphael Greaves(36歳)が、彼女Angela Tierny(31歳)を殺害後に自殺するという事件が起こりました。日曜朝に2人は亡くなっているのを発見され、警察はGreavesが彼女を殺害後に自殺したものとみて捜査を行っているとSandusky Registerが伝えています。
「彼女は隣の家で亡くなっていた。彼は自分の家の玄関で亡くなっていて、隣には銃があった。」と警察は語りました。またTierneyからかかってきたとみられる緊急通報ダイヤル911の通話録音が残っており、女性の声でGreavesに話しかけていると思われる「もううんざりよ。ばかばかしい。私は何もせずにそこに座ってたわ!何もしてないわ!」という会話が聞こえてきたとのこと。それから彼女は緊急通報ダイヤルの応答係に「もしもし、彼氏が私を壁に投げつけて、私の…(聞きとれず)。彼がこっちに向かってくるわ。」と話し、応答係が彼女にどこにいるのか住所を教えてくださいと尋ねると、彼女は「私は何もしてないわ。いつも酔っ払うとカッとするの。毎週末、私はそれの対処をしなきゃいけないのよ。」と話したとのこと。その後叫び声が聞こえたので、応答係が無線で警察に現場に向かうように連絡したところで電話は切れてしまったとレポートは伝えています。
Greavesはサタニスト(悪魔崇拝者)であると自ら宣言しており、今回の事件に関係しているかもしれない武器を持った写真2枚をFacebookにアップしていました。
Greavesのいとこでカトリック教徒のDave Binetteは、これはアルコールによって激昂して起きた犯罪で、宗教は無関係であるとSandusky Registerに話し、「これはサタニストについて言っている現実離れしたことのように聞こえるが、彼はキリストのような人だった。」「彼は、もしあなたに本当にシャツが必要だと思えば、自分のシャツを脱いであなたに与えただろう。彼はクリスマス、宗教の祝日すべてに顔を出していたよ。」と語りました。
またBinetteは「彼は飲むと、怒って落ち込むところがあった。」「彼は酔っ払うとたまに怒ることがあったが、彼が飲んでいる時に、こんなに激しいことを起こすとは思ってもみなかった。」とも語っています。
Greavesが所属したSataniconのバンドメイトJoe Aufrichtは、Binetteの言葉に同意し「彼ががやったことはアルコールによるもので、悪魔崇拝によるものじゃない。」「まだこの事件を受け入れきれていない。僕が知っているRayは酔っ払うとちょっと面白いやつだったんだ。彼がこんなことをするなんて思ってもみなかった。」と語りました。