【NEWS】2015年のUSでのレコードの収益が、フリー・ストリーミング・サービスからの広告収入を越える
2015年、USでのレコードの収益がYouTube, Spotify等のフリー・ストリーミング・サービスからの広告収入を越えたとRIAAが伝えています。
現在、レコードLP, EPの売上が1988年以降最も上がっており、昨年だけで売上は4億1,600万ドルに、売上率は32%増加しました。この額は、2015年のSpotify, YouTube, Vevoなどのフリー・ストリーミング・サービスからの広告収入を合計した3億8,500万ドルを越えています。しかしこの測定基準には、Pandora等のオンライン・ラジオサービス、Apple Music, TIDAL, Rhapsody, Google play等の有料ストリーミング・サービスが含まれていないという点には注意が必要です。以下RIAAのCEO, Cary Shermanのコメントをチェック。
「多くの音楽コミュニティの同業者は、いくつかの巨大なテクノロジーが、音楽を実際に制作している人達が費やしたもので儲けていると感じています。我々はこれを「バリューグラブ(価値の横取り)」と呼びます。なぜなら一部の会社が旧態依然のものを利用し、政府の規則と規制の両方が公平な市場の支払いレートを下げる、もしくは全ての音楽にお金を払うことを避けさせ、市場を歪ませているからです…今話した、いくつかの主要な市場が歪んでいることの証明がさらに必要ですか?昨年1,700万のレコード・アルバムが、古いフォーマットの小さな復活が享受され、オンデマンド・フリー・ストリーミング・サービスよりも多くの収益を生み出しました。3億8,500万だったフリー・ストリーミングに対し、レコードは4億1,600万ドルだったのです。
私は音楽の未来が明るいと確信しています。音楽の人気はこれまでより上がっています。かつてないほど、音楽は我々の文化と商業を回っています。音楽はSNSでも活発で、どんな主要なテクノロジー・プラットフォームにおいても必須の要素です。しかし、競争の場を公平にして、全音楽コミュニティにおいて我々の仕事の公正な価値を十分に引き出すための改革が必要です。」