【NEWS】The 1975のプロモーション・アイデアが、UKで行われるEU離脱国民投票のテレビCMにパクられた?
UK出身インディーロックバンドThe 1975は今年2月にリリースした2枚目となる最新アルバム「I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware Of It」で、曲名が書かれたピンクのネオンサインを街のひと気のない場所に置いた写真をSNSに投稿するプロモーションを以下のように行っていました。
そして先週末にUK選挙委員会がEU離脱か残留かを決める国民投票ガイドのテレビCMを公開。そこにはThe 1975のプロモーション・アイデアと瓜二つの、「THE 2016 EU REFERENDOM VOTING GUIDE 」と書かれたピンクネオンを街に置いた映像が。
以下The 1975と国民投票テレビ広告の画像を比べてみてください。
以下がテレビCMのフル映像です。
それを受けてTHe 1975のフロントマンMatty Healyが「政府が僕たちのアイデアを盗んだ!」「政府を訴えるにはどうすればいい?」とtweet、さらに首相のDavid Cameronのアカウント宛にもいくつかtweetした後にそれを削除、「David Cameronスタイルで暗殺される恐れがあるからtweetを削除したよ」とtweetしています。
@UKParliament pic.twitter.com/Zc8lyReYrn
— matty (@Truman_Black) 2016年5月17日
How do you sue the Government??
— matty (@Truman_Black) 2016年5月22日
— matty (@Truman_Black) 2016年5月23日
またNew Statesmenによると、テレビCMを監督したNadia Marquard OtzenはThe 1975 “Settle Down” のMusic Videoの監督も務めた人物で、彼女が以前監督を務めた2014年の国民投票CMでもネオンサインは使われていたようです。
以前にもCMにネオンサインが使われていたとはいえ、今回のCMの酷似を否定できるものではないように思われます。しかし国の今後を決める大事な国民投票により注目が集まり、若い投票層にも情報が行き渡ること自体は決して悪いことではありません。あなたこの件についてどう思いますか?