【FEATURES】Set It Off, Newアルバム「Upside Down」インタビュー:「僕たちに自信がついて、何かに挑戦する勇気が出たんだ。」

2015年に「THE AP TOUR JAPAN」にヘッドライナーとして出演、今年はあのWarped Tourのメインステージに全日程出演したSet It Off。本国のみならず世界中で着実に人気を拡大させている彼等だが、アルバムでも作品ごとに着実に成長を遂げている。シアトリカルな世界観を全面に押し出した1st「Cinematics」、前作の世界観を引き継ぎつつも、よりポップな要素を取り入れた2nd「Duality」、そしてHip HopやR&Bを取り入れさらにポップを突き詰めた今作「Upside Down」と、恐れること無くサウンドを進化させながらも、しっかりとSet It Offらしい作品を作り上げてくる彼等の才能には毎回驚かされるばかりだ。今回彼等はどのような気持ちで新作に望んだのか?フロントマンのCody Carsonに語ってもらった。
“今までSet Ift Offが試さなかったようなことをやるリスクがあってもいいと思った。僕たちに自信がついて、何かに挑戦する勇気が出たんだ。”
──アルバムタイトルに合わせてアートワークも「Upside Down」でしたが、このタイトルには何か意味が込められているのでしょうか?
Cody Carson(以下Cody): この一年だけでなく、僕たちが音楽活動を始めてから今までずっといろんな経験をしてきた。世界中の人たちは浮き沈みがあるけど、どんな障害物でもネガティブなものとして取るか、それをひっくり返してポジティブなものにするかは自分次第だと思う。それがこのUpside Downのテーマなんだ。
──今回は前作に続いてBrandon Paddockと、さらにErik Ron、Mike Greenをプロデューサーに迎えて制作をされたそうですが、3人のプロデューサーを立てたのにはどういう意図があったのですか?
Cody: この3人とすごく曲作りの相性がいいんだ。Mike Green以外は前にも一緒に仕事をしたことがあって、いつもクオリティーの高い曲ができるんだ。Mike Greenとは初めての作業だったけど、これも素晴らしいものになったよ!
──今作は1st, 2ndともまた違って、よりポップで幅広い層に向けたサウンドに変化しているように感じました。今回アルバムを作るにあたっては、Billboard Top 40のようなよりメジャーなサウンド作りを意識されていたのでしょうか?
Cody: 「Duality」からあまり何かに拘りを持たないようにしているんだ。「Cinematics」と「Horrible Kids」では曲はマイナーキー、不気味な雰囲気を醸し出して、フルオーケストラにしないといけなかった。みんなを満足させるために(そう思っただけかもしれないけど)リストに書いたものをクリアしないといけなかったんだ。そのせいで自分たちが作るものが限られているみたいで、そういう部分は好きじゃなかった。ここにある曲は全部、何の制限もなく作ったもので、長年僕たちの人生の大きな部分を占めてきたものがそのまま表れているんだ。たまたまそういうスタンダードなものになったっていうだけで、僕にとっては全然OKなんだ。
──“Life Afraid” の「Hey!Ho!~」というフレーズはNaughty By Natureの “hip hop hooray” を思い出しました。今作はHip HopやR&Bの要素がかなり取り入れられていますが、曲作りのプロセスにも変化はありましたか?
Cody: そうそう、今回は少しリスクもあっていいと思ったんだ。リスクっていうのは、今までSet Ift Offが試さなかったようなことをやるってことね。僕たちに自信がついて、何かに挑戦する勇気が出たんだ。実際のところはそれ以外は何も変わってないよ。それで曲が良くなるならいいし、アルバムに入れるべきだと思う。もし曲が良くなくなるなら使わなければいいしね。すごくシンプルなシナリオで仕事をしていたんだ。
──今作の制作に影響を与えたHip HopやR&Bの作品はありますか?
Cody: Eminem の1枚目の「Marshall Mathers LP」の方はずっと僕に影響を与え続けている一枚だよ。それからHopsinの「Pound Syndrome」とDr. Dreの「The Chronic」。ずっとラップやヒップホップが好きだったから、ソングライターとしてはずっと影響されてるよ。
──“Something New” はAll Time LowのAlex Gaskarthと一緒に楽曲制作を行ったそうですが、彼との作業はいかがでしたか?
Cody: Alexと一緒に仕事できたことは光栄だったね。お互い情熱を注いでいることについて曲が作れただけじゃなく、どんなことができるか見せることができた。尊敬するソングライターの仕事ぶりや曲を作っている場面を見るのはカッコイイし、自分がどれだけソングライターとして成長したか彼に見せられたことも良かったね。すごく良いメロディーと誠実な歌詞にすることが出来たよ。
──また “Something New” のMusic Videoでは蛇を触ったり、プロレスをやったり、絶叫マシーンに乗ったり、かなり体を張ってましたね(笑)あの最高に楽しいMVのアイデアはどこから生まれたのでしょうか?
Cody: “Something New”っていう曲名のビデオを作るようなことがあったら、新しいことをトライしたいってずっと思っていたんだ。恐れていることややってみたいことをメンバーにメールしてもらってから、それを実現させるために撮影に入ったんだ。仲間のTony Tomasinoを呼んで撮影をしたよ。
──アルバムの中で特にお気に入りの曲はありますか?またそれはなぜ?
Cody: 今までやってきたものとは違うし、色々な影響を受けてできたものだから“Diamond Girl”だね。この曲は、小さい頃に父が聞かせてくれたEarth Wind and FireやTower Of Powerを思い起こさせるんだけど、それに80年代のMichael Jacksonも混ぜたような曲なんだ。あと全体的にそうなんだけど、ホーンの音がすごく楽しい。時代を問わないような感じもするしね。みんなもそう思ってくれたらいいな。
──今年はWarped Tourのメインステージに出演していましたが、メインステージでのライヴはどうでしたか?
Cody: このバンドを結成する前からファンとしてWarpedに行っていたから信じられないよ。最初はコンテストに優勝して1日だけプレイしたんだ。次は仮設ステージで2週間プレイして、その次はKevin Saysステージに全日程出演した。それからampitheaterのステージでもプレイして、やっとメインステージで演奏することができたんだ。ここまで登り詰めて、レジェンドが演奏したあのステージで僕たちもプレイすることができて最高の気分だったよ。
──今年は日本からColdrainがWarped Tourに出演しましたが、彼等のライヴは観ましたか?
Cody: うん、彼等とはハングアウトする機会があったよ。本当に才能があるいい連中だね。ライヴも観たけど、すごく良かったよ。
──Warped Tourというあれだけ長期間のツアーでパフォーマンスをする上で、何か大事にしていることはありますか?
Cody: 正気でいること。それからみんなが会場から帰る時、僕たちの演奏が記憶に残っているようにする。自分たちのライブにプライドがあるから、こういう機会を有意義に使うようにしているんだ。
──では最後に日本のファンにメッセージを。
Cody: みんなのことをとても恋しく思っているし、早く戻って会いたいよ。みんないつもすごく親切にしてくれるから、僕たちはすごく幸せだよ。近いうちにまたみんなとハメを外したいね!
翻訳:Ginger Kunita

Set It Of「Upside Down」
In Stores Now
KICK ROCK INVASION
EKRM-1340 / 1,800(w/o tax)
またバンドは11月から東名阪をまわる来日ツアーを行います。現在レーベルウェブショップにてチケット予約受付中。

2016/11/10 (木) 名古屋 今池 CLUB 3 STAR
2016/11/11 (金) 大阪 南堀江 SOCORE FACTORY
2016/11/13 (日) 東京 渋谷 LUSH

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