【NEWS】A Day To RememberがVictory Recordsとの裁判に勝訴、レーベルは400万ドルをバンドに支払うよう命じられる
5年に及んだA Day To RememberとVictory Recordsの裁判に決着がつき、ADTRが勝訴、レーベルはバンドに対し未払いのロイヤリティー400万ドルを支払うよう命じられました。
Law 360は、2週間に渡った陪審員裁判の後、1日半の審議を経て、8人の陪審員が5年前に訴訟を起こしたバンドを支持したと伝えています。また判決についてベーシストJosh Woodardは「信じられない、ちょっと夢みたいだね。ようやくホッとできるよ。」とLaw 360に語っています。
この法的争いは、2011年にA Day To RememberがVictory Recordsを契約違反を理由に訴えたことから始まりました。レーベルは5枚のアルバムをリリースする契約だったにも関わらず、バンドは「For Those Who Have Heart」,「Homesick」,「What Separates Me From You」の3枚しかリリースをしておらず、契約を果たす前にレーベルを去ったと主張。対してバンドは、ライヴDVD、ボーナストラックを収録したリイシュー・アルバムを含めて5枚の契約は果たしたと主張していました。
バンドはiTunesでライヴ映像作品を2作リリースしており、その2作品がアルバム契約に該当するかの審議が行われていましたが、陪審員はそれが契約に該当すると判断し、レーベルに対してデジタルセールス、マーチャンダイズの未払いのロイヤリティー400万ドルを支払うように命じました。また陪審員会はバンドに著作権、レーベルに録音権を与えており、レーベルはバンドからライセンスを得て著作権使用料を支払うことで、これまで通りアルバムの販売を行いことができます。
以下、判決に関するバンドのコメントをチェック。
「みんな知っていると思うけど、僕たちは5年以上前にVictory Recordsから自由になること、彼等との間にあったいくつかの問題を解決するために訴訟を起こしたんだ。この2週間、僕たちはこの訴訟で裁判所にいて、昨日、僕たちの主張に合意する判決が出たんだ。この大変な時期をサポートしてくれたファンのみんなには感謝してるし、みんな無しではこれはできなかったよ。これは僕たちだけの勝利じゃなくて、長年に渡って不正を受けていた全てのバンドの勝利だよ。正しいものが必ず勝つわけじゃないけど、昨日はそれが起きたんだ。」
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