【NEWS】元SlipknotのドラマーJoey Jordisonが「自分からバンドを辞めたわけではない」「辞めさせられた理由を知らない」と語る

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2013年にSlipknotを脱退したドラマーのJoey Jordisonが、18年間在籍したバンドを脱退した経緯についてAXSでの最新インタビューで明かしました。

「Slipknotでの最後のツアーをやっている時、俺は病気にかかっていて、それが何なのか分かっていなかったんだ。プレイしている時、俺の足は動かなくなり始めていた。それは恐ろしい事だったよ。俺の目の前には数千人ものオーディエンスがいて、俺を見ていたんだからね。そして俺が何か(酒やドラッグ)の影響を受けていると全員が思っていたんだ。でも俺は絶対に何もやっていない。俺はそこに座って、何年も何年も問題なくやってきた、身体に染み込んだドラムを演奏しようとした。俺は驚いたよ。ステージを降りる時に運ばれたんだ。それからは、ステージに上がるのも運ばれなければならない状況に突然なってしまったんだ。俺の足は完全に自分の身体にぶら下がっているだけになってしまった。さらに恐ろしいことにその原因が何なのか手掛かりがなかったんだ。」

その後横断性脊髄炎で入院したJoey Jordisonの元にSlipknotのメンバーがひとり訪れました。そして彼はバンドを辞めさせられました。

「バンドのみんながこの状況を知って、メンバーのひとりが病院まで俺に会いにきたことがあったんだ…その次に起きたことはみんなも知ってる通り。俺はバンドを脱退させられた。俺は理由を知らない。なぜそうなったのか分からないんだ。たくさんの噂が流れたけど、みんなが知っている理由は絶対に真実ではないよ。

俺からSlipknotを辞めたんわけじゃないんだ。俺からSlipknotを辞めたなんてことは決してない。俺はただファンにこのことを知ってほしんだ。みんながこのことを知るのが重要なんだよ。」

現在Jordisonは新バンドVIMICで活動しており、これまでに3曲を公開しています。またまもなくアルバムもリリースされる予定です。AXSでのフルインタビューは以下。

2015年11月にSlipknotのフロントマンCorey TaylorはJordisonの脱退について以下のように語っています。

「Joeと俺たちが別の道を歩むことになったのは、正直言って避けられないことだったんだ。彼がある方向に進んで、俺たちは別の方向に進んだ。俺たちはもうその道を行くことができなかったんだよ。正直言って、これが俺が言えることのすべてだよ。ただひとつ言えるのは、彼なしで活動を始めるのは、今までやってきたことの中で一番難しいことだったよ。」