※UPDATE【NEWS】All Time LowがFueled By Ramenと契約、新曲 “Dirty Laundry” を公開 フロントマンAlexのインタビューを掲載
UPDATE:エレクトロ要素も入り新たな方向性を示した今回の新曲、Fuered By Ramenへの移籍についてフロントマンAlex Gaskarthが語ってくれました。
──今回の新曲では、明らかに今までとは別の方向に大胆に歩を進めたように感じます。何かきっかけがあったのでしょうか?
Alex Gaskarth(以下Alex):僕たちが行ってきたアルバム制作自体が、僕たち自身を前に押し進めてきたってことが大きな要因のひとつだと思う。「Don’t Panic」をリリースした時、僕たちはバンドとしてのリセットボタンを押した。そしてもしこのアルバムが、より理解されたバージョンのAll Time Lowの1stアルバムだったらっていう視点で「Don’t Panic」を見始めたんだ。その後の「Feature Hearts」では、枠を押し広げて、サウンドの幅を広げるチャレンジをして成長できたと感じた。“Dirty Laundry” はその続きだよ。これは前回のアルバムからアイデアを引き出して、それを前進させて探求し続けた、新しいものなんだ。
「Future Hearts」は僕たちが自分たちの青春について語ったもので、あの頃に得たすべてのことを書いてる。だから、あれは僕たちがもっともっと若くて、ボルチモアを出て夢を追いかけて成長したいと思っていた頃の視点で書いたものなんだ。“Dirty Laundry” は別の視点で書いていて、もっとよりノスタルジックなアプローチをとっているんだ。
僕たちが探求したかったことのひとつがダークなトーンで、“Dirty Laundry” ではいくつかの異なるムードやフィーリングを試してみたんだ。この曲は罪悪感や犯してしまった間違いを受け入れて、それをバッジとして身につけるってことを歌っているんだけど、掘り下げるにはすごく楽しいコンセプトだったし、アルバムの基礎の1つになったんだ。アルバムを書いている途中にこの曲を書いたんだけど、これがアルバムの残りの部分を形作ったんだよ。このアルバムには多くのことが反映されていると思うし、曲がそれを物語ってるよ。間違いなく道を掘り下げ続けているんだ。
僕たちはいつも物事に希望を持ち続けたいと思っているんだけど、それはAll Time Lowの一種の定番になっていて、僕たちのアルバムにポジティヴさをもたらしている。でも間違いなく今までよりもちょっとダークになると思うよ、歌詞も内容も面白いものになっていて、心の癒やしにもなるんだ。歌詞はいくつかの物語を結びつけているよ。
──この曲はツアー中に書いたのですか?それともそのために時間を取ったのですか?
Alex:自分たちがどんなアルバムを作りたいのか、何を書きたいのかを理解して、リアルタイムの自分たちをすべて反映させることがようやくできたんだ。締切は置かず、提出期限も設けなかった。制作のプロセスが本当に長い道のりのように感じたよ。だらだらと長引くことがないから締切は時として役に立つんだけど、僕たちには自分を見つめ直したり、色々なことを反映するための時間をたくさん持ったんだ。カリフォルニアのビッグベアやパームスプリングスに行って、数週間牧場に泊まって合宿をしたんだけど、基本的に僕たちがしたのは、食べて眠って音楽を作ることだけ。本当に長い間そんなことしてなかったから、めちゃくちゃ楽しかったよ。だからあれだけですごく有意義だったし、結果的にアルバムを形作る役にも立ったんだ。“Dirty Laundry” を作っている最中のことなんだけど、僕たちがパームスプリングスの牧場にいた時に4曲同時に作業していた日があったんだ。やり始めて最初にできたのが、あの曲のオープニングのリフだった。僕たちをそれをすぐに採用して録音してサウウンドプロダクションを整えて、そこから作り始めたんだ。このアルバムには80年代からの間接的な影響がたくさんあって、アナログ・キーボードでおもしろいことをたくさんやっているよ。
──楽曲制作にはバンド全員で取り組んでいるようですが、メインで作詞を行っているのはあなたですよね?今回のアルバムがダークな方向に行っているということは、そういうクリエイティヴ・ゾーンに入って、そのモードで考えたということですか?
Alex:たいてい、自然にそうなっていくんだ。あの時僕がそういう場所にいたっていうだけ。暗い場所にいたっていうことではなくて、今回はより自分の中の悪魔を反映させてみたんだ、僕がめったに表に出さないようなことをね。あれはものすごくクールな作詞経験になったし、それがアルバムにもよく表れてるよ。自分の心の中から素材を得ても、自分でやっているにも関わらず、長い道のりになることが時々あるんだ。
──Fueld By Ramenへの移籍はあなたにとっても大きなことですよね?移籍の経緯を教えていただけますか?
Alex:実は僕たちがレーベルに向けて最初にやったショーケースの相手がFueled By Ramenだったんだ。彼らと契約する11〜12年前のことだよ。彼らは本当にいいファミリーだからすごく居心地がいいんだ。僕たちはずっとFueled By Ramenが好きだったし、ずっとレーベルのバンドのファンでもある。前回のアルバム「Future Hearts」を出してレーベル契約が終了していたから、新しいレーベルを探す必要があったんだ。それは長年ずっとファンだった彼らとパートナーになる絶好のチャンスだった。彼らは僕たちが望むようにしてくれて、僕たちを型にはめたり、どこかへ誘導しようとしたりする人はいなかった。まるで「君たちのやっていることはもう分かってる。君たちを手助けしてあげるよ。」って言われているみたいだったね。僕にとっては最高のパートナーシップ契約だよ。
次の動きに向けてどんなお気持ちですか──?
Alex:ここに来るまで、しばらく水面下で活動してきて、みんなが新作を必ずしも期待してくれているかどうかは分からないから、今はワクワクしているんだ。みんな何かが起こることは知ってるだろうけど、実際にシングル、Video、新レーベルのことを知ったらショックを受けると思うんだ!すごく刺激的だし、ぼくも興奮してるよ。表舞台にもどってこれて本当にワクワクしているんだ。今後が本当に楽しみだよ。
All Time Lowがtwenty one pilots, Panic! At The Disco, Paramore, ONE OK ROCK等が所属するレーベルFueled By Ramenと契約、新曲 “Dirty Laundry” を公開しました。以下Music Videoをチェックして、ぜひ感想を聞かせてください!
7 thoughts on “※UPDATE【NEWS】All Time LowがFueled By Ramenと契約、新曲 “Dirty Laundry” を公開 フロントマンAlexのインタビューを掲載”
Comments are closed.