【NEWS】DeftonesのChino Morenoが、なぜKornとはツアーをしないのかを明かす
同時期にニューメタル・シーンからでてきたDeftonesとKornですが、この2組が一緒にツアーを行うことはないようです。
以前KornのギタリストBrian “Head” Welchは、Deftonesとの関係について「彼らが一緒にツアーをすることに興味があるとは思わなかった。」と話し、彼らとツアーを行う可能性はあるかとの質問に対しては「ないね。彼らに会った時は「よう兄弟、調子はどう?」って話はするけど、俺達は彼らと親しくはないんだ。彼らは自分たちのやっていることが好きなんだ。俺達はまたいつか彼らとツアーをしたいけど、彼らがやりたがるとは思わないよ。でも…それで全然かまわないんだ。俺たちが彼らに会った時はツアーについての話はしない。俺たちは「よう兄弟、家族はどう?」とかそういう話をするんだ。」と語っていました。
そしてMetal Hammerの最新インタビューで、DeftonesのフロントマンChino MorenoとギタリストStephen Carpenterがニューメタルについて話し、その中でKornについても触れました。
まず最初にジャンルが問題ではないとCarpenterが語り始めました。
「僕たちは本当にそれを気にしたことがないんだ。まだこのサブジャンル名が無かった頃を思い出すと、それはメタルでしかなかった。だから僕たちはそこから離れる決断をしたとは思ってないよ。他の誰かがやっていることを気にしたことは一度もないんだ。僕たちは正しいと思ったことをして、キラーアルバムを作ろうとしていただけだよ。」
しかしMorenoはもう少し正直に、Deftonesをニューメタルから切り離そうとしていたと話しました。
「僕たちは誰とライヴを行うか、すごく意識的に選んでいたんだ。この若いバンドがツアーを断るのは大変だった。Kornのツアーを覚えてないくらい何度も断ったよ!そして彼らは僕たちに腹を立てていたんだ。Jonathan(Kornのボーカリスト)が「なんで君は俺たちが嫌いなんだ?」って言ってきたんだけど、僕は何のことを言っているのか分からなかった。
僕は彼にこう言ったんだ。「僕は君たちのことを嫌ってないよ。僕は君たちが大好きだし、君たちは僕の友達だ。でも君たちと一緒にツアーをしたいとは思わないんだ。君たちやLimp Bizkitと家族のようになりたいとは思わないんだ。」って。ジャンル名はニューメタルで、新しいものはいつか古くなる。そして僕はそれと一緒に古くなることはないんだ。」
DeftonesとKornを一緒に見れる機会があるとすれば、それは現時点ではフェス以外にはなさそうです。