【NEWS】Tom DeLongeが今年リリース15周年を迎える「Box Car Racer」を語る:「新しいバンドを作ろうっていうような気持ちは一切なかったんだ」
Tom DeLongeとTravis BarkerによるプロジェクトBox Car Racerがリリースした唯一のアルバム「Box Car Racer」が今年5/21に15周年を迎え、ボーカリストTom DeLongeがアルバムについてBillboardで語りました。
DeLongeは当時を振り返り、Box Car Racerの始まりについてBlink-182を引き合いに出して「変わった形のアルバムを作る必要があったんだ。」と語ります。「別で何かをやりたかったし、いつもやっている曲の作り方やレコーディングの仕方とは完全に別のことをやりたかったんだ。」
「僕はより早く、よりダイナミックに、よりエモーショナルに、ずっと自分の中にあるたくさんのパンクロックのルーツのようなものをやりたかったんだけど、それは僕にとってすごく難しいことだったよ。」
またDeLongeはBox Car Racerのドラマーであり、Blink-182のドラマーでもあるTravis Barkerを「史上最高のドラマー」だと語ります。
「僕がBox Car Racerを始めて、曲を書いていた時「クソ、これのドラムを叩いてくれる人が必要だ。」と思ったんだけど、Travisにドラムを頼めばいいんじゃないか?って思ったんだ。彼は史上最高のドラマーだし、彼はこのプロジェクトに参加してくれた。僕たちは自分たちの能力を最大限発揮した曲を作りたかっただけで、新しいバンドを作ろうっていうような気持ちは一切なかったんだ。それは文字通り、ひとつのアートプロジェクトだった。」
DeLongeはこの数週間、Box Car RacerのNewアルバムに誰をゲストに迎えるべきかをファンに尋ねたり、スタジオに入ることを明かしたりと、新作を匂わせる動きをしています。そして新作はBox Car RacerとAngels & Airwavesのどちらに近いかと聞かれたDeLongeはこう答えました。
「一番安全な答え方をすると、僕が今やっている音楽、作っている音楽は、多方面に渡っていて、現時点で自分の中では、従来のAngels & AirwavesよりもBox Car Racerよりのサウンドだね。」
そして新作に誰をゲストに迎えるべきかを尋ねたことについて「あれは面白かったよ。TwitterでAnthony Greenと話をしたんだ。彼の声は僕を70年代に引きもdしてくれるような感じがするんだ。分からないけど、彼が入ったらアルバムが良くなるだろうね。あれはすごく良い質問だった。あれは、君ならエレクトロニックで斬新なことをやる?それとも自分たちのルーツのかっこいいベテランと一緒にやる?っていう質問だったんだ。Ian MacKayeを呼んでスクリームしてもらうように頼んでとか、Enyaを呼んでとか、Death Cab For CutieのBenを呼んでアコースティック曲をやってとかもあったな。」