【NEWS】SlipknotのClownがChester Bennington, Chris Cornellの死を受けて、メンタルヘルスケアの重要性を語る「俺の友人たちが死んだ。もう俺はそれに耐えきれないんだ。」
SlipknotのパーカッショニストClownがNMEのインタビューで亡くなったChester Bennington, Chris Cornellのことに触れ、メンタルヘルスケアの重要性を語りました。
「俺の友人たちが死んだ。もう俺はそれに耐えきれないんだ。」とClownは語ります。「個人的にこれだけは言いたい。痛み、寂しさ、孤独が俺をすごく悲しくさせるんだ。何が起こったのかは分からないし、人の心の中は分からないけど、誰かが心の中に持っている自分も知らないことを知ろうとするのは恐ろしい考えだ。俺が言いたいのは、俺がどれだけ残念に思っているか、あの家族たちのことをどれだけ愛しているかってことだけだよ。」
「一般の人たちは、回りにいる人たちのことを思い出して欲しい。彼らが考えていることは分からないかもしれないから、常にチェックすること、人をチェックすることは良いことなんだ。」
そしてClownは医師、セラピスト、病院にかかることを恥じる必要はないと続けます。
「世界には人の状態に共感して仕事をする美しくて素晴らしい人がいる。彼らは何が病気なのかを理解しているんだ。(精神障害の原因になるという説がある)化学的不均衡があることは人間の欠点ではないんだ。僕たちが恐れているのは 、みんなが一番真面目だと思っている人ほど一番傷ついていることがよくあって、それを理解するのが難しい場合があるってことなんだ。」
Clownは、SlipknotのベーシストPaul Gray、そして母を立て続けに亡くした後に自身がうつ病になった経験があり、“認めることを恐れず” 自身のメンタルヘルスについて専門家の助けを求め、セラピストを探し、外来のメンタルヘルス・プログラムに参加したことを明かし、その行動が人生を本質に救ったと語ります。
「それが俺の人生を変えたんだ。Clownの人生を守ったんだよ。俺は自分で作った穴の中で溺れていたんだ。」
最後にClownは「人にはみんな欠点がある。」と語ります。「ある人は目が悪かったり、ある人にはできものがあったり、それと同じことなんだ。不安、鬱、強迫性障害、注意欠陥障害、妄想症や色々なものを持つことだってある。それがメンタルヘルスなんだ。それを理解するのは難しいことじゃない。恐れることはないんだ。こういう身体的、精神的な特性は、他の人の生活を助けることに打ち込む素晴らしい人たちによって助けてもらうことができるんだ。」