【NEWS】Apple MusicのトップJimmy Iovineが「ストリーミング・サービスはまったく儲からない」と語る
Apple MusicのトップJimmy Iovineが「ストリーミング・サービスはまったく儲からない」とBillboardのインタビューで語りました。
ストリーミングサービスにおけるアーティストの収入が話題に上がることが多いですが、Iovineは「ストリーミングビジネスは優れたビジネスではない」とストリーミングサービスの妨げになる利益問題に言及し、アーティストやレーベルのプラットフォームに対する過度な楽観主義に警告を出しました。「ストリーミングサービスの状況は悪い。利益はなく、全く儲かっていない。」
Consequence Of Soundが指摘するように、有料ストリーミング会員が50%増加したことで、2017年上半期の音楽業界の売上は上がってきています。しかしIovineは、AppleやAmazonなどのストリーミングが唯一のビジネスではない、依存していない大企業を除いて、ストリーミングサービスは利益が薄すぎると話します。
「AmazonはPrimeを売り、AppleはiPhoneやiPadを売る。Spotifyは利用者が買うものを何か見つける必要があるだろう。」
そしてIovineはNetflixのようなストリーミングサービスにおけるオリジナルコンテンツがストリーミング業界の道を切り開く望みだと語ります。
「Netflixはすべてオリジナルのコンテンツを持っていて$11.99だ。音楽ストリーミングサービスは全員が同じものを持っていて、さらに無料のものもあれば、すべての曲がYouTubeにもある。それでどうやって消費者から$11.99を請求する?僕はできないと言うよ。僕ならこれを買って、音楽は無料で手に入れる。これはとても大きな問題なんだ。」
「これらはレコード業界が取り組まなければならない問題であり、彼らがそれに取り組むかどうかは分からない。」そしてIovineは最後に「それは私の仕事ではないからね。」と付け加えました。