【NEWS】デスコアバンドChelsea Grinを脱退したAlex Koehlerがコメントを発表「僕はChelsea Grinのシンガーを辞めるしかなかったんだ」

デスコアバンドChelsea Grinを脱退したフロントマンAlex Koehlerが、Twitterで脱退についてのコメントを発表しました。
またKoehlerはコメントの中で新プロジェクトGrudgesを始動したことを明かしており、新曲 “Misery” を公開しています。以下コメント全文訳、Music Videoをチェックして、ぜひ感想を聴かせてください!
「やあ、みんな。もしこれを読んでくれているなら、Chelsea Grinのメンバーとしての僕のニュースをもう読んでるかもしれないね。まずは僕の話を伝えるよ。僕のファン一人ひとりに心から感謝したいと思ってる。そして人生で最も暗い時期に僕を助けてくれたすべての人にも感謝したい。どん底を経験するということは、あとはそこから上がるだけなんだ。
僕はもうChelsea Grinのメンバーではないというところから話を始めないといけないね。バンドにいた間ずっと僕から離れずにいてくれたみんなに、なぜこうなったのかを詳しく説明したいと思う。
僕は今まで長い間、鬱とアルコール依存に苦しんでいたんだ。うつ病になった時、飲むと感覚が麻痺するように感じた(アルコールが抑制剤になっていたんだ)。そして酒が抜けると悪くなるから、また飲み始める。数日から数週間、数ヶ月と悪循環に陥ったんだ。僕は自分自身で何度もこのサイクルを止めようとしたんだけど、結局何度も何度もこのサイクルを繰り返し始めてしまった。
それをずっと失敗のように感じ続けていたんだ。一番最近ではLAでのレコーディングの時にそれが起きた。それまでの数ヶ月間はシラフの状態を保って、鬱とアルコール依存をコントロールしていたんだけど、ひとつのミスからすべてが悪循環に陥って、自分の世界が崩壊したように感じた時、サイクルがまた始まったんだ。
それは僕にとっては普通の日だと思ってた…でも実際には、起きてから気を失うまでずっと飲んでいたんだ。自分がどこにいるのか誰にも言わず、電話も持たずにまる一日姿を消した。みんな僕の安否を心配し、ストレスに感じ、気にしていた。
この時に、僕自身と僕の近しい人たちが、僕の身体と心が良くなるように専門家の助けを受ける必要があると理解したんだ。
僕はスタジオを先に引き上げて、マネージャーのMike Milfor、Kevin Lyman, Music Caresの助けを借りて、国の一流のリハビリ施設に入ったんだ。僕はそれにすごく感謝してる。この時に、レコーディングを延期して、Motionless In Whiteとのツアーの前半をキャンセルすることになったんだ。それから体調も戻って、準備もできた。
僕はツアーに参加してアルバムを完成させるという計画のために、それを信じて全力を注いだ。でも治療に入って3週間が経って、ツアーを完全に離脱したという知らせを受けたんだ。みんなが次の見舞いに来た時、僕はChelsea Grinの未来についてとても長く真剣に話したよ。
彼らから僕なしでレコーディングを終えたことを知らされた。変更不可能ではないけど、Chelsea Grinと僕のためにどうするのが正しいのか、彼らはすごく葛藤していた。再発の可能性が高いツアーに僕を戻して、僕がゆっくり自分を殺していくのを見ることはできないと彼らは感じていたんだ。
それからリハビリをしている間、僕はたくさん考えて、人生で最も胸を締め付ける決断をしなければならないということが分かった。僕はChelsea Grinのシンガーを辞めるしかなかったんだ。これは本当に僕の心を引き裂く決断だった。それは胸を締め付けたけど、今生きている場所に僕を導いてくれた。
僕は今3ヶ月シラフでいて、自分の人生が最高の形になっていることを伝えられて嬉しく思ってる。「もう治った」と言ったら嘘になるけど、できる限りの最善を尽くして、それを維持していくよ。
僕はもうChelsea Grinのメンバーではないかもしれないけど、もう音楽をプレイすることも作ることもできないというわけじゃない。だから僕はGrudgesという名前で音楽を続けていくことを選んだんだ。そう…これが僕の話。ありがとう。そして僕の1stシングル “Misery” を楽しんでくれることを願うよ…これはリハビリ施設で書いたものなんだ。」
Statement below. Link to new music video here https://t.co/IKdMRB9D4H pic.twitter.com/rworlSj1wY
— Grudges (NEW MUSIC VIDEO OUT NOW!) (@AKGrin) 2018年4月27日