【NEWS】米老舗ギターメーカーGibsonが破産申請
[Photos by: Gibson, Pexels]
米老舗ギターメーカーGibson Brands, Inc.が米連邦破産法11条の適用申請を行ったと発表しました。(via Rolling Stone)
この破産申請は日本の民事再生法にあたり、元々の事業の根本である楽器の製造販売に集中し経営再建を目指していくとのこと。
GibsonのCEO, Henry Juszkiewicは声明文で「この12ヶ月間、我々は事業再建を通して大きな進歩を遂げました。主力ではないブランドを売却し、収益を増加させ、運転資金の削減を行ってきました。」と語っています。この「主力ではないブランド」の中には2014年にPhillipsから1億3,500万ドルで買収したオーディオ・ホームエンターテイメント事業が含まれており、これらの買収により負債が増えた一方で販売は伸び悩み、経営を圧迫していました。
株主ならびに債権者の同意により、破産申請手続きの間もギブソン社は事業を継続し、再建を図っていきます。
「ギブソンという名前は品質と同意義です。」とJuszkiewicは語ります。「そして今日のアクションにより、従業員がギブソン製品一つ一つに込めた職人技、デザイン、比類なきサウンドを、未来の世代が体験することを可能とするのです。」