【NEWS】メタルコアバンドBleeding Throughのフロントマンが今のメタルコアについて「すべての作品がまったく同じに聴こえる」と語る
今年3月に再結成したカリフォルニア,オレンジカウンティ出身メタルコアバンドBleeding ThroughのフロントマンBrandan Schieppatiがポッドキャスト番組「Jon’s Untitled Podcast」に出演し、今のメタルコアについて「すべての作品がまったく同じに聴こえる」と語りました。(via The PRP)
「クールなバンドがたくさん出てきいる。」とSchieppatiは語ります。「でも俺が本当に注目したのは古いバンドたちだったし、彼らの作品は間違いなく最高だった。ファンとしてものすごくガッカリしたし、それがまた曲を書きたいと思った動機のひとつになったんだと思うよ。」
「この4〜5年でみんなが実際に「Bring Me The Horizonの影響」を受けていると俺は思うんだ。ものすごくつまらないメタルコアバンドが出てきたのを見て、彼らがやっていたことだと後で気づいた。彼らがやっていたメタルコア/デスメタルのクロスオーバーは、本当は彼らが始めたものではないんじゃないかって俺は思ってたけど。でも最近で言えば、(Bring Me The Horizonの)ここ2作品が、長年のジャンルの中でもベストな作品だと思うよ。」
そしてこの4年間でBring Me The Horizonのようなサウンドはないバンドがいることにも気づいたとSchieppatiは語ります。
「その他のすべてのバンドはEmmureとA Day To Rememberを併せたようなサウンドに聴こえる。そしてすべての作品がまったく同じに聴こえる。サウンド的にも、ドラムのサウンドが同じ、ギターのサウンドが同じ、構造が同じ。すべての曲が3分15秒なんだ。同じノイズのコピーだよ。」
そして「ノイズが悪いとは言ってない。」とSchieppatiは付け加えます。「俺が言っているのは、もはやアルバムには生なものがないってこと。バンドたちはクソなものを磨く方法を見つけて、うまくやっているんだ。」
「これはアルバムからすべてのリアルなものが取り除かれるってことだよ。」とSchieppatiは推測します。「そして、それが新しい規格のようになって、より完璧なものになっていく。Bring Me The Horizonの影響を受けるのだって、彼らの作品が完璧だからだよ。でもみんなそれをコピーしようとするだけなんだ。」
あなたはSchieppatiの意見についてどう思いますか?すべてのメタルコアバンドがBring Me The HorizonやEmmureとA Day To Rememberを併せたようなサウンドに聞こえますか?
Bleeding Throughは今週5/25に再結成初、8枚目となるNewアルバム「Love Will Kill All」をSharpTone Recordsからリリースします。
1. Darkness, A Feeling I Know
2. Fade Into The Ash
3. End Us
4. Cold World
5. Dead Eyes
6. Buried
7. No Friends
8. Set Me Free
9. No One From No Where
10. Remains
11. Slave
12. Life