【NEWS】Dave GrohlがNirvanaは聴かないと明かす
Dave GrohlがNirvanaは聴かないとGQのインタビューで明かしました。
「Nirvanaは僕にとって、個人的な革命だったんだ。」とGrohlは語ります。「僕は何でも知っていると思ってた。そしてNirvanaに入って、何も知らないってことを思い知らされたんだ。」
1994年4月にフロントマンKurt Cobainが自殺により亡くなり、それに対処することがどれだけ辛いことだったかをGrohlは「長年、僕はNirvanaの曲どころか、どんな音楽も聴かなかった。Kurtが亡くなった時、ずっとラジオで流れていて、僕の心は傷ついたんだ。」と語っています。
そしてGrohlは今もNirvanaを聞いていないと語ります。
「僕はNirvanaのアルバムを聴かない。いつもどこかで流れているけどね。車に乗れば流れているし、店に入れば流れてる。」
「僕にとってはすごく個人的なものなんだ。あのアルバムたちのすべてを覚えてる。レコーディングしていた時に履いていたパンツも、その日に雪が降ったこともね。僕はまだ振り返ってKurtの歌詞に新たな意味を見つける。修正主義者ではないと思うけど、それが分かる時がある。「ワオ、彼があの時こう感じていたのを僕は理解できなかった。」って。」
またGrohlはNirvanaが急激に大きくなっていったことにも触れました。
「誰もNirvanaが大きくなるとは思っていなかった。そして分かってたなんていうやつはみんな大ぼら吹きだよ。そんなこと誰も思いもしなかったんだ。だからすべてがおかしくなった時、世界が僕たちの方に向かって来た時、すべてが目まぐるしく変わることが起き始めた時、誰の話も二度と聞く必要がないライセンスを僕は与えられた。その瞬間から、僕は誰かに何をすべきか言われたことはないんだ。誰にもね。この25年、僕に「Dave、これをやるべきだ」なんて誰にも言割れたことはないよ。僕はレコード会社(Roswell Records)の社長なんだ。僕は自分のカタログのすべてを持ってる。僕たちがあれをやる時も、これをやる時も、僕が言わなきゃいけないんだ。だから何かやる必要があるときは、自分でそれをやるだけ。もし僕が25分のインストを書きたくなって、曲を書いて、楽器を演奏して、録音したとしても、その後リリースはしないと思うでしょ? 僕はそれをやるんだ。なぜなら僕はそれができるからね。」