【FEATURES】Quietdrive, Newアルバム「The Ghost Of What You Used To Be」インタビュー
“日本はQuietdriveにとって、第二の家族みたいなものだからね”
── 近年の音楽業界ではエレクトロが主流となっていましたが、ここ最近は特に、Quietdriveのような美しいメロディを奏でるバンドもめきめきと頭角を現してきていますよね。キャリアを重ねてきたあなたたちから見て、昨今のシーンやミュージシャンに対し何か想うことなどはありますか?
その「エレクトロ」と言う言葉が、打ち込みや電子機器で曲を作ることが増えてきている、と言う意味なら「最高」って思うね!僕はそうやって曲を作っていくことに大賛成なんだ。なぜなら僕も電子機材をよく使うし、それらを使うことによって音作りの制限もどんどん解消されて行っている。同時に悲しいことに、僕がヴァイオリンや声をマスターしたように、すべての楽器をマスターすることも出来なくなってしまう。ここにも喜びと悲しみが両方引き合っているね(笑)。現在シーンで活躍している他のバンドに関しては、彼らが出来ることをすべてやり、目標を達成してほしいと思っているんだ。例えば僕がバンドのプロデュースをし、音作りに少しでも参加するとしたら、彼らのことをとても尊敬しているから、信念を持ってやりたいと常々思っているよ。
── 2012年、2013年と来日公演を行っていますが、今後日本に来る予定はあるのでしょうか?
うん!!今年の秋くらいに、日本に行けたら良いなって思っているんだ!
── 楽しみにしています。あなた方は来日公演の回数も多いバンドだと思いますが、日本に対する特別な思い入れなどはありますか?
日本に対しては、とても深い特別な感情があるんだ。日本はQuietdriveにとって、第二の家族みたいなものだからね。僕たちは日本にたくさんの素晴らしい友達がいるし、彼らがいなければ今の僕たちの姿は無かったと思っているんだ。だから、みんなには本当に感謝しているよ。
── 音楽的でも、ご自身のことでもかまわないのですが、今後日本でやってみたいことなどありますか?
もちろん!会いたい人もたくさんいるし、やりたいことも数え切れないくらいあるんだ。僕は日本のバンドである、鏡トナリのプロデュースを終えたところなんだけど、彼らの新しい作品がリリースされるのが楽しみでたまらないよ!あとは、同じ日本のバンドでSeptaluckのプロデュースもしたんだ。彼らも素晴らしいバンドなんだよ!とても楽しかったし、プロダクションと言うのは僕にとって必要なことだと思っているんだ。
── では最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。
Quietdriveは僕たちの友達であるファンのみんな会うのが待ちきれないんだ。もし永遠に日本にいられるとしたら、間違いなくそうしているよ!
Interview/Translation:Leyna Miyakawa
Quietdrive
「The Ghost Of What You Used To Be」
2014/7/09 In Stores
TWILIGHT RECORDS TWLT-0086/¥1900(w/o tax)
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