【FEATURES】SycAmour, デビューアルバム「Indulgence: A Saga Of Lights」インタビュー

Hopeless Recordsが激プッシュする新人メタルコアバンド、SycAmour。2009年にU.S.はミシガン州デトロイトで結成され、近年沸々と人気上昇中の彼らがいよいよデビューアルバム「Indulgence: A Saga Of Lights」をリリースする。メタルやハードコアに加え、クラシックやシンフォニックなどあらゆる要素を吸収しハイスペックなモダンメタルへと昇華させた本アルバムは、新たなロックの指針を示す名盤として注目を得ている。次なるムーヴメントを起こす革命児として話題の彼らに話を訊いた。
“俺たちは壮大なストーリーがある音楽が大好きでね”
──AP Japanとしては初めてのインタビューとなりますので、バンドの歴史を軽くお聞かせいただけますか?
Tony Sugent(以下Tony):やあ、インタビューしてくれてありがとう!俺たちは2009年、まだ高校生の時にバンドを始めたんだ。もともとはVictorやCharlieらが、Second Place Victoryと言うバンドを結成したんだけど、それがSycAmourの原点になっている。そのあとしばらくしてからJeremyがメンバーになって、バンド名やバンドの価値観を決めていったんだ。その後、だんだんアグレッシヴな音楽性へと変貌していった。それからはギタリストとしてZackが加入したりと、ちょっとずつ変化を遂げながら活動しているよ。
──あなたがたはミシガン州デトロイト出身なんですよね。地元の音楽シーンはいかがですか?
Tony:デトロイトのロックシーンはめちゃくちゃ盛り上がっているよ!巷ではロックシティって言われているくらいだからね(笑)。
──なるほど(笑)。SycAmourのメンバーはPanic!At The DiscoやGlassjaw、Maroon 5にSlipknot、Coheed and Cambriaと幅広いアーティストから影響を受けてきたそうですね。
Tony:彼らのようなバンドから、いかにダイナミックであることが大切かを学んだんだ。それに、歌詞だけでなく、演奏能力の高さや音作りのセンスの良さにも大きな影響を受けてきたよ。
──デビューアルバム「Indulgence: A Saga Of Lights」は先に挙げたバンドの持つシアトリカルやドラマティックな要素も反映させつつ、メタルコアやパンク、ハードコアなども吸収した、まったく新しいタイプのロックサウンドを描いていると感じました。
Tony:このアルバムは、2年以上の時間をかけて作ったんだ。壁に当たることも何度かあったけれど、それが俺らを成長させてくれたと思っているし、出来上がったものに対してはこれ以上ないほど満足しているよ。
──アルバムタイトルも印象的でしたね。
Tony:さっきも少し触れたように、俺たちは壮大なストーリーがある音楽が大好きでね。SycAmourの楽曲にも確固たる世界観が存在しているから、このアルバムによって世を照らす英雄物語=Sagaを伝えていけると思ったんだ。Indulgenceと言うのは「物事にどっぷりと浸かる」と言う意味なんだけど、それはSaga=英雄物語の序章を意味しているんだよ。
──非常にキャッチーでアグレッシヴなメタルコアサウンドをベースにしつつ、オルゴールやストリングスの音を入れたり、ダンサブルなリズムもいれ込んだりと、多彩なサウンドが耳に焼きつきます。
Tony:俺たち自身がダイナミックな音楽性がすごく好きなこともあって、自分たちも楽しむことの出来るような、幅広い音を取り入れた楽曲を作ってきたんだ。 SycAmourの曲を一度聴けば、あらゆる感情がジェットコースターのように押し寄せてくる、と言うのが理想だったからね。
──一方で、グラマラスなギターの音色や重厚なリフだったりと、クラシカルなメタルの要素も取り入れていますね。サウンド面におけるモダンとクラシックの比率が素晴らしいと感じましたが、その辺りは意識されているのでしょうか。
Tony:うん、まさにその通りだ!ギタリストのZackはSlipknotやPanteraの大ファンで、彼らの音の作り方から多大な影響を受けてきたからね。
──元Attack Attack!のJohnny Franckをプロデューサーに迎えたのは、上記の点も踏まえて、と言うことなのでしょうか?
Tony:実は、Johnny本人から、彼のスタジオがオープンした際に「俺のスタジオで録りなよ!」と言う連絡をもらったんだ。Johnny は俺たちもとても尊敬している人物だったから、一緒にアルバムを作ってみたい、と思ったんだよ。
──そしてアルバムに収録されている “Doubt” には、Attack Attack!のPhil Druyorが参加していますね。彼を迎えた経緯を教えてください。
Tony:Philとの作業で、イヤなことは何一つ起こらなかったな。彼は俺らのツアーマネージャーとして動いてくれたこともあったし、俺たちの親友でもあるからね。Philをアルバムに迎えたのはもちろん、彼はとても良いヴォーカルだし、すごく仲の良い友人だから、一緒に作品を作ってみたかったんだ。
――さらに ” Composure” にはHands Like HousesのTrenton Woodleyが参加しています。彼との作業から得たものは多かったですか?
Tony:Trentonとのコラボレーションは、素晴らしい経験だった。彼は俺たちの想像の遥か上を行くヴォーカルワークを披露してくれたよ。Trentonは14時間以上かけて、俺たちの作業するスタジオに来てくれたんだ。俺たちが彼に会ったときはまだバンドとして初期の段階だったけど、ゲストヴォーカルの話をしたらすぐに話に乗ってくれて、今回のコラボレーションに繋がったんだ。
──ここ日本でも、あなたがたのライヴを熱望する声が多数上がっています。日本に対する印象を教えていただけますか?
Tony:それはもちろん、世界で一番進んだテクノロジーを持つ国、ってことだよ!あとはやっぱり、寿司のイメージが強いかな。
──最後に、日本のファンに一言お願いします。
Tony:みんな大好きだよ!早く日本へ行ってショウをやりたいな!
Interview / Translation: Leyna Miyakawa

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