【FEATURES】裏方インタビューvol.1:Hopeless Recordsアーティストディベロップメント&セールス統括責任者Eric Tobin

アーティストだけでなく、アーティストが活躍する裏で働くレーベル、アパレルブランド、楽器ブランドへのインタビューを通して、普段なかなか表に届けられことの無い、裏方で働く人達の声をぜひチェックしてみてください!
第1回目はHopeless Recordsアーティストディベロップメント&セールス統括責任者のEric Tobin。coldrainとの契約直後に行ったインタビューからどうぞ!
(APフリーペーパー6/7月号 掲載)
Hopeless Recordsでアーティストディベロップメント&セールスの統括責任者を務める、Eric Tobinにインタビュー!レーベルとしてのポリシーからシーンの中心となるバンド像、さらに今後の展望まで、たっぷりとお話を伺った。
“常に努力を怠らず、明確な志を持って活動を続けているアーティストこそが、シーンを作り上げて行くんじゃないかな。”
──coldrainはHopeless Recordsにとって初の日本人アーティストとなります。なぜ彼らと契約を結ぼうと思ったか、きっかけをお教えいただけますか?
Eric Tobin:彼らの音を聴きミュージックビデオを観て、とてつもなく感動したからだよ!曲は緻密に作りこまれていて本当によくできているし、Masatoのヴォーカルはあらゆる感情を呼び覚ましてくれる。いくつかライヴビデオも見たんだけど、それもすごく感動してね。coldrainは日本で急成長しているし、彼らの存在を世界に見せたら必ず、日本のファンによる熱狂的なリアクションと同じような反応を得られるはずだ、と思ったんだ。
──今後、coldrainにはどのようなことを期待していますか?
Eric:これはcoldrainだけでなくHopeless Recordsのアーティスト全員に対する想いなんだけど、自分たち自身が本当に作りたい作品やアートを制作し、僕たちが予想している以上の活躍を遂げ、世界中で素晴らしい時間を過ごして、ファンのためにプレイしてくれれば、と思っているよ。
──将来、再び日本のバンドと契約を交わす可能性もあるのでしょうか?
Eric:僕たちは日本や、日本のアーティストも大好きなんだ。いつだって日本のアーティストをHopeless Recordsに迎える準備は整っているし、彼らが自らのゴールを達成するための手助けをしたい、と思っているよ!デモをチェックしてほしかったら、無料でおいしいお寿司も添えてくれると嬉しいな(笑)。
──Hopeless Recordsがここまで大きく成長した秘訣は何でしょう?
Eric:アーティストを信頼し、彼らの成長を支えることに対し常に全力を注ぐこと。彼らが夢を叶え目標を達成すると、それに伴って周囲の環境も成熟していく。その循環が、僕たちを強力なレーベルにし続けてくれているんだ。あとは、毎日ジムに行ってトレンドミルを欠かさず、しっかりとした食事を摂ることだね!
──Hopeless Recordsの信念や、レーベルとして大事にしていることがあれば教えてください。
Eric:Hopeless Recordsのアーティストが夢を叶えることに対するサポートや環境を整えていくこと、そのいずれに対してもポジティヴな影響力を作っていくこと。
──あなたたちはアメリカを代表する優秀ロックレーベルと言うことで、所属を希望するバンドもたくさんいるかと思います。彼らにもしアドバイスをするとしたら、どのような助言をしますか?
Eric:自らを信じ、自分が信じている真のアートを作ること。そして自分にしか出来ないものを作ること、かな。
──今後のシーンを作り上げていくのは、どんなバンドだと思いますか。
Eric:常に努力を怠らず、明確な志を持って活動を続けているアーティストこそが、シーンを作り上げて行くんじゃないかな。Alternative Press誌を読むか、U.S.に飛んでVans Warped TourかRiot Festを観れば、そこにいるバンドはみな血の滲むような努力を続けてきた人たちばかりで、彼らこそがこのシーンに巨大なインパクトを与え、シーンの土台を固め、現在のシーンを作り上げた、ということがわかるはずだ。もし僕たち自身の好きなバンドについて知りたいとしたら、まずは午後のランチに招待してね(笑)。
──Hopeless RecordsはThe UsedやTaking Back Sunday、New Found Gloryと続々にビッグバンドたちと契約を交わしています。今後もさらにレーベル事業を拡大していくのでしょうか?
Eric:事業の拡大……と言うよりは、常に自らに責任を持ち成長を遂げたいと思っている、そしてパートナーとして信頼できるアーティストと共に働き、彼らのキャリアを一緒に作り上げていく、と言うことを念頭に置いて動いている結果なんだ。彼らが成長すれば、Hopeless Recordsが成長していくことに繋がるからね!
──あなたたちはチャリティにも力を入れていますが、改めてその重要性や理由をお教えいただけますか?
Eric:姉妹レーベルであるSub Cityと言う非営利団体は、バンドとファンを結び、彼らの情熱が沸き起こるものを作ろうと、Hopeless Recordsの社長であるLouis Posenが1999年に設立したんだ。アーティストとレーベルはこの活動を介してファンに大きな影響を与えることができるし、社会に対しても何かを貢献していきたかった。手を取り合ってお互いに助け合うことは、世の中をより良くする唯一の方法だからね。
──Hopeless Recordsは音楽産業の中心地であるカリフォルニアに所在しています。その土地にレーベルを構えることのメリットはどんな点でしょうか?
Eric:2014年現在は世界中のどこからでもこの仕事はできると思うんだけど、やっぱりカリフォルニアにいることによって様々な会社に囲まれ、一人ひとりとミーティング出来ると言う利点はあるね。このビジネスでは関係性を築くことがとても大事だし、同僚たちもみな友達のような感覚なんだ。一年中晴れていてパームツリーがあり、カーダシアン一家のゴシップと酷い渋滞があって、おいしいメキシカン・フードが食べられることにも助けられているよ。
──では最後に、Hopeless Recordsの将来的なヴィジョンを伺えますか?
Eric:僕たちは自分たちがやっていること、そしてHopeless Recordsのアーティストたちが大好きだから、もっともっと熱心に取り組んでいきたいし、これから何年先もこの姿勢で活動を続けて行きたいと思っているんだ。僕たちをサポートしてくれるAlternative Press Japanにもすごく感謝しているよ!
Interview /Translation Leyna Miyakawa

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