【REVIEWS】ONE OK ROCK – 35xxxv 〜 世界を見据えるバンドの決意 〜

Published On 2015年2月10日 | By admin | REVIEWS, TOP PICKUP

Released: 2/11/2015 – A-Sketch

AltPress.jp Rating:
3.5

その人気と実力からワールド・ワイドに大きな注目を受けるONE OK ROCKが、約2年ぶりとなる待望のニューアルバム「35xxxv」を完成させた。前作「人生×僕=」のリリース以降、即完となった横浜スタジアム2days公演やKNOTFESTといったフェスへの出演に加え、Vans Warped Tourへの参戦、さらにアジアやUS、南米、ヨーロッパでもツアーを行うなど、海外での活動にも注力してきた彼ら。本作においても、レコーディングはすべてUSの地で行われたという。より海外への意識を強めた ONE OK ROCKの新たな一章が、このアルバムから始まっていくのだ。

今作では「Mighty Long Fall / Decision」でもタッグを組んだJohn Feldmannのほか、Quietdriveの作品も手がけるJordan Schmidtや、Colin Brittainといった気鋭の若手プロデューサー陣も起用。自らのカラーをより色濃く出すための選択だったそうだが、まさにONE OK ROCKの魅力である耳馴染みの良さやメロディの美しさはそのままに、よりシアトリカルかつオルタナティヴな音像へと磨き上げられているのが印象的だ。力強くも疾走感に溢れるアリーナ・サウンド感が満開の “Take me to the top” や、突き抜けるようにキャッチーなコーラスとサビが全身を沸騰させる “Memories”、スリリングなリフと力強いリズム、そして熱の籠ったヴォーカルワークの融合にボルテージが急上昇する “Stuck in the middle” などは、彼らの真骨頂であるポップネスとドライヴ感のあるヘヴィネスが、より洗練された形で凝縮された楽曲陣と言えるだろう。一方で、Sleeping with SirensのKellin Quinnをフィーチャーした遊び心満載のポップナンバー “Paper Planes” や、Taka本人もバンドの楽曲に対する変化を感じたという “Decision” 、凄まじい熱量と共にアルバムの締めくくりを壮大に飾り上げる “Fight the night” など、ONE OK ROCKの新たな側面を打ち出したトラックも並んでいる。彼らの描く広大なサウンドスケープは、より多くのリスナーの胸へ、深く刻まれていくはずだ。

この作品の制作過程では自分たちが収まっていた殻を破り、自らの望む道を突き進んだというONE OK ROCK。バンドの決意が込められた最重要アルバムだけに、必ずチェックしてほしい。

テキスト:Leyna Miyakawa

              




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