【FEATURES】The Used来日インタビュー 〜これまで15年のバンド活動を振り返るという意味合いもあるツアー〜

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ALTERNATIVE PRESS JAPANのオープンと同時にスタートした「THE AP TOUR JAPAN 2013」のヘッドライナーとして貫禄のパフォーマンスを観せてくれたThe Usedが、それ以来2年振りとなる来日を果たした。2014年リリース、6枚目となる最新アルバム「Imaginary Enemy」を引っさげた今回のツアーの最終日、東京公演前にフロントマンのBert McCrackenにインタビューを敢行!ライヴやバンドのことについて語ってもらった。
“THE USEDのファンは音楽に情熱を燃やしている人が多いなって感じるよ”
──昨夜の大阪公演(@Live House soma)は、ファースト・アルバムからの曲を中心としたセットリストでかなり盛り上がったようですね!
Bert McCracken(以下Bert) :驚異的だったよ。最高にエキサイティングだった。昨夜はいろんなアルバムからの曲をプレイしたんだけど、その中でも特にファースト・アルバム(THE USED)の曲はインパクトのある曲が多いから盛り上がったね。今回は、これまで15年のバンド活動を振り返るという意味合いもあるツアーだから、ファンが喜んでくれて良かった。今夜の東京も昨夜と同じようにみんなが気に入るセットリストを用意しているよ!
──“Maybe Memories”から、“Take It Away”へ流れるという大興奮の始まりだったようですね!
Bert:最高だろ?(笑)あの2曲をプレイしているときの大阪のファンのエネルギーと熱狂ぶりは本当に凄まじかった。バンド側にとっても最高に盛り上がった瞬間だね!
──これまで何度も大阪でライブを行っているわけですが、大阪に行ったら必ずすることってありますか?
Bert:俺たち、あのキャベツや卵を使ったオムレツみたいな食べ物が大好きなんだ!えーっと、マヨネーズがかかっている…
──お好み焼きですね?
Bert:そう、オコノミヤキ!大好きなんだよ!東京ではしゃぶしゃぶが食べることが多いかな。食べ物はもちろん、日本のカルチャーにも興味あるし、日本人はフレンドリーな人たちが多いから会話するのも楽しいね!
──さて、バンドの話に戻しましょう。今年の2月からギタリストのクインがバンドを離脱していますが、これは脱退ということですか?
Bert:ウ~~~~ン、この件に関しては後日改めて発表するよ。ジャスティンがTHE USEDのギタリストだということだけは言っておこう。
──答えにくい事情があるんですね…、では、質問を変えて、ジャスティンはまだセイオシンに在籍しているのですか?(笑)
Bert:ウ~~~~ン、今は話すことができないんだ(苦笑)。それに関しても後日発表させてほしい。近日発表することになるよ(笑)
──今回のツアーはワールド・ツアーの一環ですか?
Bert:アジア・ツアーだね。これからマレーシアや香港、韓国、タイ、台湾と回って、ハワイまで続くよ。
──同じアジアでも、国によってファンの反応の違いはありますか?
Bert:難しい質問だな、国に限らずTHE USEDのファンは音楽に対して忠実だということは確かだね。音楽と寄り添っている人が多いと思う。宗教や政治的なものとは関係なくて、音楽に情熱を燃やしている人が多いなって感じるよ。
──確かにTHE USEDのファンな熱心な音楽ファンが多い印象がありますね。
Bert:あぁ、そういうファンのことが俺たちは大好きだよ。
──昨年リリースされたアルバム『Imaginary Enemy』が、ヒップホップの影響を受けているというのは本当ですか?
Bert:ヒップホップからの影響は確かにある。ただ、最近のギャングスター・ラップじゃなくてDas EFXやJurassic 5のビートやフィーリングからの影響を受けているんだ。ここ最近のヒップホップは残念なものが多いからね。他にもベーシストのジェフはアフリカ音楽からの影響を受けているし、いろんなものから刺激を受けているけど、バンドのメッセージである“ありのままの自分でいい、自分らしく生きろ!”という部分は変わってないよ。
──2002年のファースト・アルバムから、今日に至るまでTHE USEDはコンスタントに作品をリリースしていますが、6枚全てのアルバムを1つの単語で表現してもらえますか?
Bert:『The Used (2002)』は【Emotional】(即答)。
『In Love and Death (2004)』は【Regretful=喪失感】だな。
人間は生きているといつも安定した生活が送れるわけじゃない。死に直面するし大切なモノを失うことだってある。喪失感って、人間が当たり前に味わう感情のひとつだとおもうよ。
『Lies for the Liars (2007) 』は【Theatrical=芝居気のある】。
このアルバムには、とにかく大きなサウンドやフィーリングを取り入れようとしていたからね。シネマティックといってもいいかも。
『Artwork (2009)』は【Greedy=貪欲な】、または【Fundamental=基本】。
このころ、とにかくまっすぐなロックをやろうっていう気持ちが強かったんだ。もちろんエモーショナルな部分は持っていたけどね。
『Vulnerable (2012)』 は【Vulnerable=弱点、傷つきやすい】がしっくりくるな。そのまんまだけど(笑)。
一般的に、この単語の意味は“弱み”とか“弱点”って思われがちなんだけど、その弱みをさらけ出すことで強みになる。そこから本当の愛を感じることができると思う。だから、俺にとってVulnerableってすごくパワフルな単語なんだ。
『Imaginary Enemy (2014) 』は【Conscious=意識】だ。俺は最近、世界情勢に対してより強く関心を持ち始めている。ステージでも口にしていることなんだけど、音楽を信じるココロがあれば世界を変えられると俺はおもっている。
人間は生きていればいつだって学ぶことができる。俺自身、THE USEDで15年活動してきて、自分が誰なのか、何ができて何ができないのかってことを学んできたよ。
──断酒もある意味、人生から学んだことですか?(笑)
Bert:そうだ!生きるために酒をやめたんだ!(笑)
もう3年、酒は飲んでないよ、ハハハ。
──あなたがおすすめの若手のバンドを教えてください。
Bert:ECCA VANDALはいいね。幅広い音楽からの影響を感じさせる女性アーティストなんだけど、野性的でヘヴィなラップもするし、ロックからの影響も大きいね。Corpusっていうバンドもオススメするよ!2組ともまだ若いし、これからビッグになるとおもうよ。俺はオーストラリアでTVショウをやっているんだけど、その番組でも紹介しているんだ。
──えっ!テレビ番組を持っているんですか?
Bert:ハハハ、『The Revolution of Bert McCracken』って番組で、いろんなバンドを紹介するのはもちろん、社会問題や政治問題といった情報も伝えている。いまの世界は、みんなが手を取り合って協力しなきゃいけないことだらけで、そのなかで情報を伝えるってことは大きなパワーを生み出すことになるからね。
──今後の予定を教えてください。
Bert:アジア・ツアーを終えて、少し休んでから10月にアメリカでTaste of Chaosをやる。今回はJimmy Eat World、DASHBOARD CONFESSIONAL、ALL AMERICAN REJECTS、THRICE、glassjaw、FINCH、STORY OF THE YEARといった最高のメンツが集まった。来年、このメンツを連れてワールド・ツアーができたらっておもっているよ。あと、THE USEDとしても来年ビッグ・サプライズができるとおもう。『The Used』と『In Love and Death』の再現ライブ的なことを計画しているんだ。
──ここ日本でも是非実現させてください!
Bert:ハハハ、俺たちもそう願っているよ!世界中で実現させたいっておもっている!
──ありがとうございました!このあとのライブ、楽しみにしています!
Bert:ありがとう!
Interview / Translation: Osamu Sawada

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