【FEATURES】As It Isライヴレポート@ 9/18 下北沢ERA

Neck Deepの全米でのブレイク以降、同じUK出身で今最も勢いのあるポップパンクバンドであるAs It Isが初来日。初期から早耳リスナーの間で大きな話題になっていた彼等だが、現在所属するFearless Recordsと契約以降、さらにその勢いは加速しまくり。Warped Tourへの参戦をはじめUSでも大きなステージに立つ等かなりの盛り上がりをみせる中、絶好のタイミングで来日となった。そんな来日ツアーファイナル(翌日にShibuya Crash公演も出演) である、下北沢公演をレポートする。
新人としては異例の初来日にしてソールドアウト。バンドへの期待値の高さと人気が伺える中、1バンド目はDEXTER。バンド名から彷彿させるThe Offspring直系のパンク要素はありつつも、よりメロディーと爽快感を前面に出したポップパンクサウンドとフロントマンのハイトーンで伸びやかな声は、初見の多かったオーディエンスの心もしっかり掴んでいた。今後要注目のバンドだ。
続くはドイツからのスペシャルゲストSmile And Burn。As It Isと同じく初来日だっただけあり、日本でLiveが出来る事への感謝や喜びをMCのみならず熱いパフォーマンスで表現。人柄が伝わってくるメンバーの表情から繰り出されるエモーショナルなサウンドにオーディエンスも一気にヒートアップし、場内は熱気に包まれた。
三番手は、今回のAs It Is Japan Tour 2015全ての公演に帯同した東京Pop Punk代表We Are The Champion$。音源以上にボトムの太いアグレッションとハードコアのアティテュードを炸裂させるパフォーマンスは、ここまでの空気感や熱気をさらに沸点へと持っていく。今年リリースされたニューアルバム「What I Need」のリリースツアーとして現在凄まじい本数のLiveをこなしている最中なだけに、その説得力と技量は格段に増していた。10/25に開催されるツアーファイナルでは、その圧巻の進化が間違いなく体感出来るであろう。
そしてラストは、いよいよAs It Isの登場。タイトなドラムのリズムでスタートした “Cheap Shots & Setbacks” から、会場全体が凄まじいシンガロング大会。続いてもオーディエンスのシンガロングにより音源以上にLive映えしまくりのサビとなった “Sorry”。間髪入れずに疾走感とエモーションが炸裂する “Turn Back To Me” では早くもダイバーが登場し、会場全体もトップギアで応えていく。ピョンピョンと飛び跳ねながら、感情を爆発させて唄うフロントマンのPatty。日本へ来れた嬉しさを伝えた後に続いたのは、過去のEPからの人気曲 “Bitter, Broken Me” と “Horoscope”。過去の作品の楽曲を演奏するとは思っていなかったオーディエンスも多かっただろう、初期からのファンも一気に大爆発。“Concrete” での青さを内包した楽曲とPattyの男臭さとイノセンスが合わさったボーカルはまさにバンドの真骨頂。ギターとベースの掛け合い等のパフォーマンスでファンを魅了しながら、ここでバンド最初の音源となった「Two Track」からまさかの “Pilgrims” で悶絶。そして頭から大シンガロング大会となった “Speak Soft” から、個人的に大好きな “Can’t Save Myself”まで会場の大合唱は止まずのまま本編終了。
アンコールはPatty一人で登場し、アコースティックギター1本で“My Oceans Were Lakes”がスタート。バンド時とは一味も二味も異なる美しい歌声を響かせていく中で残りのメンバーが登場し、エモーショナルに展開していく。続いてもそのままアコースティックギターを活かしながら、よりダイナミズムと美しいパートの対比を持った “Silence” へ。長めのイントロを取りながら改めて来てくれた観客への感謝を述べた後、ラストは勿論 “Dial Tones”。ここ数年のポップパンクでもNo.1ともいえる名曲に会場は言わずもがな大爆発。そしてフロアに応えるように、Pattyも最高潮にテンションが上がりステージダイブしていた事からも、どれだけこの日バンドとオーディエンスが大きく盛り上がり一体になっていたかが分かるだろう。
ここ数年でトレンドだった分厚いサウンドではなく、オーセンティックなポップパンクサウンドをベースに。そしてとにかく「良いメロディー
という元来のポップパンクの意義に原点回帰しながら、新世代ならではの青さや前のめり感を融合する彼等。まだまだバンドのサクセスストーリーは始まったばかりだ。同世代と共に、高みへ昇っていく最高のバンドがここに誕生した事を改めて確信させられた。
※写真は9/20公演のものです。
テキスト:Yuji Kamada
写真:Nobuya Fukawa

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