【NEWS】The Ghost Insideのベーシストが昨年のツアーバス事故を語る「11/19に目覚めたら生きたまま悪夢をみているようだった」
昨年11月にツアーバスが大事故に遭ったロサンゼルス出身メロディックハードコアバンドThe Ghost InsideのベーシストJim Rileyが事故についてInstagramで語りました。
「僕は今日がエモーショナルなものになるだろうと知りながら昨日眠りについたんだ。11/19に目覚めたら生きたまま悪夢をみているようだった。何か悪いことが起きたことは分かっていたけど、それがどれだけ大きなものなのかは見当もつかなかったんだ。僕は身動きできることを確認して、後ろのドアから外に出た。僕がバスから最初に出た人間で、最初にあの惨状をみた人間だった。その後の2時間は呆然としていた。すべてが混乱していたんだ。ドライバーの2人が亡くなったことを知って、親友たちの命が心配だった。他のみんなが一人ずつ大破した車から出てきた。2人は自分で出てきたけど、ほとんどは担架に乗ってた。喪失感があって無力だと感じたことを覚えてる。僕は休憩を調整したり、小さな家族に気を配るツアーの父親的な役割をしていたんだ。みんなが生きるために戦っている間、僕はその脇で動くことができなかった。今でも彼等を治したいし、すぐにでも自分の体と彼等の体を交換したい。でも彼等は本当の強さを毎日僕に教えてくれるんだ。何人もの医者、合併症、全く予期しなかった新しい人生に直面しても、彼等はまったく変わらない。彼等と話しても、みんなは何が彼等を前進させているのか分からないだろう。抵抗できないほどの嵐の中でも一筋の光を見つけて、冗談を言って、笑っているんだ。最低な日があっても、僕たちは仲間で、最高な日があっても、僕たちは仲間なんだ。でもそのすべての先に、これを乗り越えてまた別のものを見る日々とチャンスがある。この人生は最高の贈り物なんだ。そして僕には幸運なことに一緒に戦ってくれる仲間がいる。生き残った僕たちにとって、君達が計り知れないほど僕たちを鼓舞してくれるんだよ。死なんかくそくらえだ。」
この事故を受けて開設したGoFoundMeページでは引き続き医療費の寄付を募っています。