【NEWS】音楽はドラッグと同じ高揚感を得られるという論文が発表される
[Photo credit: Brendon Urie’s Instagram]
McGill大学の研究者が、音楽はオピオイド(脳内麻薬)が分泌される脳の領域に影響を及ぼすことが明らかになったと論文で発表しました(via McGill University)。
研究者は薬物依存者を治療する為に処方される薬を使って脳から分泌されるオピオイドを一時的に遮断し、参加者の音楽への反応を調べました。すると、薬を投与しない状態では感じていた快感が、薬を投与することでお気に入りの音楽を聴いたとしても現れないことが分かりました。参加者は、その曲が自分のお気に入りの曲だと分かっていても何も感じなかったのです。
「これは脳内から分泌されるオピオイドが音楽の快感に直接関与していることを示す最初のデモンストレーションです。」と論文著者のDaniel Levitinは語ります。あなたの脳から分泌されるオピオイドは、鎮静作用と抑うつ効果があり、脳のドーパミン分泌を促進し、幸福感を与えます。
これが何を意味するのか?つまり、あなたの好きな音楽が、間違いなく他のもの以上に幸福感を与えてくれるということが分かったのです。“幸せな科学物質” が分泌されると、その気分がいい状態を持続したいと感じるため、ドラッグや食べ物と同様に、あなたの脳は自然とそれに夢中になるのです。
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