【NEWS】The Usedが元ギタリストQuinn Allmanに訴えられる
ユタ,オレム出身ポストハードコアバンドThe Usedが2015年末にバンドを脱退したギタリストQuinn Allmanに訴えられました。訴えによれば、Allmanはバンドを辞めた2015年までのツアー、アルバム、物販の収益の支払いを要求しているようです。
The Salt Lake Tribuneが伝えたところによると、Allmanは「提案された契約終了案の中で不利な条件を受け入れるようにするための不法なやり方」によって財政面でダメージを受けていると主張しており、ロイヤリティ支払いの遅延による損害賠償も要求しているとのこと。
Allmanの代理人であるParr Brown Gee & Loveless弁護士事務所のLaShel Shawは、The Salt Lake Tribuneの電話インタビューに対し、バンドが彼への定期的な支払いを怠ったために、他の音楽プロジェクトを進める彼の能力を妨げていると語っています。「Quinnは非常に才能のある音楽アーティストです。そして彼の経歴を見れば、彼はこの業界で本当に面白いことをやれるということが分かります。他の冒険を追求するために、これが最終的に彼を開放させます。」
Shawnは訴訟でどれくらいの金額を求めているかについては明らかにしていませんが、The Salt Lake Tribuneが伝えたところによれば “かなりの金額” だとShawは話しており、訴訟では「決して$250,000未満ではない」と述べられたとのこと。
またバンドは、Allmanの脱退は友好的なもので、AllmanはThe Used, LLC, and Burning Touring Inc.を通じてバンドが運営する法人の会員資格を抹消する契約を受け入れ締結したと話しています。
しかしThe Salt Lake Tribuneが伝えたところでは、Allmanはそれには署名しておらず、「契約解除や13年間バンドにいた彼へのロイヤリティ支払いを彼が管理する許可」はなかったとAllmanは話しているとのこと。
また「Allmanのクリエイティヴとビジネスの貢献は、バンドにとって非常に重要だった」という主張は訴訟では認められなかったようです。