【NEWS】Appleが近い将来iTunesのダウンロード販売を終了か
[Photo by: Apple]
Apple Musicが近い将来iTunesのダウンロード販売を終了させるかもしれません。Apple MusicのトップJimmy IovineはiTunesを段階的に終了させていく方向で考えているようです。Digital Music Newsによれば、2016年にはiTunesのダウンロード販売終了の噂が出ており、Appleは当初この噂を否定していましたが、昨年12月には「2019年前半にダウンロード販売を完全に終了させる計画」が同社にはあったとみられています。
現時点でApple Musicはダウンロード販売終了の噂を否定していますが、Iovineは、iTunesのダウンロード販売を段階的に終了させていくことは避けられないと考えているようで、今のところ具体的な計画は無いが、サービスを終了させるタイミングについて「人々が買うことをやめたときだ。」とBBCに話しています。
iTunesは2003年にサービスを開始し、この15年で350億曲以上を世界で販売してきていますが、Apple Music等のストリーミングサービスが登場して以降、ダウンロード売上は大幅に低下してきています。RIAAによれば、アメリカでの2017年のストリーミングサービスの売上が全体の65%を占めるまでに成長している中、ダウンロード販売は全体の15%にまで落ち込んでおり、2011年ぶりにフィジカル(CD、Vinyl)の売上(全体売上の17%)を下回っています。
またAppleは今月いっぱいで「iTunes LP」の新規受付を終了すると発表しています。
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