【FEATURE】The Used, Newアルバム「Imaginary Enemy」インタビュー

“もし勇気があれば目を開いて、今、現実で何が起こっているのかを直視してみて欲しい。”
── では、アルバムのタイトルを『Imaginary Enemy』にした理由はなんですか?また、あなたにとっての“Imaginary Enemy=想像上の敵”は何でしょう?
Jeph: Bertがこのタイトルにしよう、って決めたんだ。僕自身は、「強欲」や「恐怖」をを持つ人間は現実の敵だと思ってるよ。“Imaginary Enemy”か……今現実に起こっていて、心をかき乱すものがそれなんじゃないかな。例えば、石油やお金を生み出すために無意味に行われている戦争とかね。そして、そう言った事実に異議を唱えるたった1%の存在は世間にとって“Imaginary Enemy”になるから、今はThe Usedこそが“Imaginary Enemy”だね。
── The Usedは新作を出すたびに、プロデューサを変えたり音のテイストに絶妙な変化を加えたりと、常に新たな試みをされていますよね。本作においても、新たに挑戦したことなどありますか?
Jeph: 最初にレコーディングにとりかかろうとした時、既に出来ていた曲を30曲くらいを持ってきていたんだ。でも、その曲を全部ボツにしちゃったんだよね。で、一番最初から曲を作ろう、と言うことになった。その時、「作ってきた曲とは、少し違う方法で制作していこう」と言う話になって、ヴォーカルのパートから作り始めたんだ。具体的には、Bertがダミーで作ったギターの音に乗せて歌い、そこにドラムやベースを加えて、最後にギターの音を決めて行った。この方法は昔もやったことがあって、その時はすごく難しかったんだけど、今回はとてもうまくいったね。
── 2013年6月にインタビューさせていただいた際、Bertは『Vulnerable』のことを「非常にポジティブなアルバム」と評していました。今作はあなたたちにとって、どのようなアルバムになりましたか?
Jeph: 一言で表すとすれば、「覚醒」かな。このアルバムは人々が人生や仕事、友達、政治、ニュース、と言った周りにあるすべての者に対して考えるきっかけになればいいと思っているんだ。もし勇気があれば目を開いて、今、現実で何が起こっているのかを直視してみて欲しい。
── では、バンドについてもお伺いします。Bertはオーストラリアに移住し、The Usedを取り巻く環境にもまた変化がありましたよね。そう言った変化は、あなたたちの音楽や活動にどのような影響を及ぼしていますか?
Jeph:
すべてがベストな方向に動くようになったね。Bert自身も制作活動において、今の状況のおかげでものすごく良い状態でいられるみたいだ。
── The Usedのビジュアルイメージも、近年かなり変化しましたよね。
Jeph:それはなぜかって言うとね・・・・僕たちがクローンだからだ。実は、初号機は何年も前に消滅してしまった。僕たちの神であり、闇の支配者であるプロフェッサー博士が、サイパンの小さな島にある研究所で、新たな超人間を作り上げるための実験として、僕たちを作ってくれた。たったひとつの問題は、僕たちクローンは数年しか生きられず、ある一定の期間を迎えると溶けてしまうか、世にも恐ろしい猛獣になってしまうことだった。だからこの15年間、プロフェッサー博士は何度も新たなバージョンのThe Usedを作ってくれた。君もこれまでのThe Usedの写真やインタビューを読めば、プロフェッサー博士の創造したThe Usedのクローンたちがいかに進化し、変化遂げたのか、その軌跡を辿ることができるはずだよ(笑)。
── そうなんですか……(笑)。あなたたちは音楽以外の何かから、インスパイアを受けることもありますか?
Jeph: もちろんあるよ!バガンにある仏教のお寺を見ると、インスピレーションが沸くんだ。
── 2014年3月~ 4月にかけて、Taking Back Sundayとの全米ダブルヘッドラインツアーを行っています。ダブルヘッドライナーとして彼らを選んだ理由を教えていただけますか?
Jeph: Taking Back Sundayとは、10年前にツアーをしたことがあって、その時のライヴが物凄くエキサイティングだったんだ。バンドとしても、友人としても素晴らしい彼らと全米ツアーをしたいと思っていて、やっと叶ったんだ!
── アルバムのリリースに伴う、ワールド・ツアーの予定もあるんでしょうか?
Jeph:もちろん!そして、日本は僕たちが必ず行きたい国No.1なんだ。まるで故郷のような気分だよ。僕の妻は日本人だし、僕は納豆が大好きなんだ!もう永住権があるようなものだよね?
──楽しみに待っています!では最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。
Jeph: 素晴らしい日本のファンにサポートしてもらえることを本当に誇りに思うし、早くみんなと会って一緒に時間を過ごしたいよ!すぐに行くからね!!(日本語で)ありがとうございますよー!
Interview/Translate: Leyna Miyakawa
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