【FEATURE】Breathe Carolina, Newアルバム「Savages」インタビュー
相棒であったKyle Evenの脱退というバンド史上最も大きな変化を乗り越え、今年Vans Warped Tourメインステージへの出演も決定しているBreathe Carolina。新体制で完成させた3年振り待望のNewアルバム「Savages」をフロントマンのDavid Schmittが語ってくれた。
“皆が集まって、自分たちの夢を摑み取るためにポジティヴに生きていこう”
── 新作のリリースおめでとうございます。前作「Hell Is What You Make It」はバンド史上最もパワフルで軒並み高評価を得ていました。そんな素晴らしい作品に続く最新作「Savages」を作り終えての感想を聞かせてください。またアルバム制作前にはルーツに戻った作品になるとも語っていましたが、実際その通りの作品になったのでしょうか?
ありがとう!君が言うように、間違いなくルーツに戻った、つまり原点回帰の作品だといえると思う。でも、それと共にBreathe Carolinaの新しい側面も加えているよ。おかげさまで良い反応をもらっているし。これまでの作品と比べてもものすごく好きな作品と言えるかな。だから、ファンのみんなにもそう感じてもらえるようにって願っているよ。
── オーセンティックなエレクトロからハイブリッドなEDMサウンドまで散りばめられていますが、改めて今作では新たにどういったサウンドを導入しているのでしょうか?またなぜそのサウンドを導入しようと思ったのですか?
今作の制作にあたっては、長い期間方向性というものを探っていたんだ。それで、よりEDMなサウンドにしようって結論が出たんだ。それが一番俺たちの好きなものだし、自然だってね。なんでそういう結論になったかというと、今までとは違う一面を見せたかったんだ。なぜって、俺たち色々な経験をしてそれぞれ成長してきたし、好みも変わってきたからね。年を取って、少し賢くなったし。だから、自分たちがどうするべきかっていう方向性を定めやすくなったのかもね。
── 前作リリース後、相棒であるKyle Even、さらにJoshua Aragonが脱退、その後新メンバーとしてTommy Coopermanが加入と、バンドにとってすごく大きな変化だったことと思います。メンバーチェンジがあったことでアルバム制作において、どのような変化がありましたか?Tommyが加わった事でバンドとして新たな一面は生まれましたか?
あの頃は本当に初心に返って、何もかも最初から始めないといけない時期だった。変化が必要だったんだ。人生っていうのは人それぞれで見方も違うからね。でも、あの出来事は、バンドにとって新しい扉を開くきっかけになった。今作に3人のアーティストがフィーチャーされているのもそう。Asking AlexandriaのDanny、IssuesのTyler Carter、そしてKarminの3人。誰かをフィーチャーするなんて、今までにはなかったことなんだ。おかげで、作品に面白みを出すことが出来たし、特別感を出すことも出来たね。
── ではAsking AlexandriaのDanny Worsnop、Karmin、IssuesのTayler Carterの3人を選んだ理由はなんだったのでしょうか?
Dannyをフューチャーしている “Sellouts”、そしてKarminをフューチャーしている “Bang It Out” は、彼らに声をかける前から楽曲は完成していたんだ。ヘヴィーな楽曲を歌うことに関してはDannyの右に出る者なんていないって思っていたよ。スタジオで彼は本当に素晴らしいものを楽曲に吹き込んでくれた。Karminも同じだね。彼女の独特の声は素晴らしい才能だし、その声がBang It Outを完璧な楽曲に仕上げてくれたよ。Tyler Carterをフューチャーしている “Chasing Hearts” は、彼との共作なんだ。彼はヴォーカリストとしても、そしてソングライターとしても素晴らしい才能を持っているからね。彼との楽曲のおかげで今作に新しいヴァイヴスが響くようになったと思う。彼との作業は本当に楽しかったよ。
── ジャケットについてですが、「Savages」の旗の元に集まるたくさんの人々と、都会から昇る朝陽が描かれた印象的なアートワークとなっていて、今までのアートワークとは全く雰囲気の違うものになっていますが、アルバムタイトルの「Saveges」を含めて、どういう意味が込められているのでしょうか?
皆が集まって、自分たちの夢を摑み取るためにポジティヴに生きていこうって意味が込められているよ。そして僕らのキャリア、つまりこれからどこに向かい、夢を掴むために努力して、成功を築いていくってことについてのメッセージも込められている。誰にも邪魔されたくはないし、誰かの人生の憧れのような存在になれたらいいと思うから。
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