【FEATURES】Driver Friendly, Newアルバム「Unimagined Bridges」インタビュー
言わずと知れた超優秀レーベルHopeless Recordsに所属し、じわじわとそのファンベースを拡大しつつあるDriver Friendly。彼らは2002年の結成されたものの、2008年から4年間の活動休止期間を余儀なくされてしまったと言う過去を持つ。しかし2012年にカムバックを果たして以降は精力的に活動を続け、2014年7 月、遂にニューアルバム「Unimagined Bridges」を完成させた。苦難を乗り越え作り上げた新作への思いとは?ヴォーカルのTylerに訊いた。
“僕たちが音楽に対して注ぐ情熱はさらに大きなものになっていった”
── 今回がAlternative Press Japanとして初めてのインタビューになるので、バンド結成のいきさつから教えて頂けますか。
Tyler Welsh(以下Tyler):高校生の時にバンドを組んで、ガレージで演奏していたんだ。僕たちはみんな高校の時にマーチングバンドにも所属していたから、四六時中ずっと一緒に曲作りをしていたんだよ。それから、地元のノースヒューストンと言うところで活動を始めて、今日まで突っ走ってきたんだ。
── バンドにホーンセクションがあるのは、やはりマーチングがルーツだからなのでしょうか。
Tyler:スカと言うジャンルが、僕たちが音楽を好きになって、バンドを始めた当初すごく人気でね。それに僕らがマーチングバンドにいたこともあったから、ホーンセクションを取りこんで行こうって決めたんだ。ホーンを取り入れたことで僕たちのサウンドは大きく変化したし、このバンドがもっとユニークな存在になる機能を果たしていると思うよ。
── これまでどのようなアーティストに影響を受けてきたのでしょうか?
Tyler:すごくたくさんいる上に、 みんな違った音楽の趣味を持っているんだ。でも共通して言えるのはJimmy Eat WorldやBrand New、Taking Back SundayにSaves the Dayといったバンドたちかな。彼らの音が、今の僕たちのサウンドの土台になったんだ。でもクラシックやジャズ、ポップとか、ありとあらゆる音楽を聴いてきたよ。
── あなたたちは2008年に一度活動を休止してから、2012年に活動を再開していますよね。具体的な再結成のいきさつを伺えますか?
Tyler:地元テキサス州オースティンでは、SXSWと言うフェスが毎年開催されているんだ。開催中のある夜、久しぶりにみんなで集まって、会場へ足を運んでみた。そこで長いこと会っていなかったみんなと一緒に過ごしていたら、とても懐かしい気分になってね。その後もう一度、なぜ自分たちが活動をストップさせなければいけなかったのか話し合ったんだ。でも、バンドをやらない明確な理由は見当たらなかった。それで再び活動を再開させることを決心して、今に至るんだよ。
── 2012年に Hopeless Recordsと契約をし、以後毎年作品をリリースしていますね。やはりHopeless Recordsへの所属は、バンドにとっての転機だったのでしょうか?
Tyler:うん、それはもう、決定的なターニングポイントになったよ。これまで必死にやってきたことが、仕事として認められたことがとても嬉しくてね。でも同時に、僕たちが音楽に対して注ぐ情熱はさらに大きなものになっていった。今彼らから受けている素晴らしいサポートは、バンドのモチベーションにも繋がっているよ。
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