【FEATURES】Driver Friendly, Newアルバム「Unimagined Bridges」インタビュー
“成長し、 経験し、チャンスを掴み、生き続け、時に人を裏切り、反省し、また歩み続けるのは正しいこと”
── ニューアルバム「The Unimagined Bridge」は、キャッチーなコーラスや美しいメロディが心地よく響く、カラフルなアルバムになりました。Driver Friendlyらしいピュアなポップネスにも磨きがかかっていましたが、今作を作るにあたって意識したことがあれば教えてください。
Tyler:最大限の努力をして、良い曲を作るってことかな。納得できるまでとことん突き詰めてから、次のステップへと移るんだ。僕たちのゴールって、曲を書いて、書いて、書きまくることだからね。曲に磨きをかけていく過程を学ぶことによって、細かな部分まで注力することができるし、それが僕たちの曲を特別なものにしていると思うよ。
── 制作期間はどのくらいかかったのでしょうか?
Tyler:作り始めてから終わるまで、だいたい一年半くらいかかったかな。すごく真剣に取り組んでいたから、作業中は週に4~5日間、8時間くらいスタジオに籠っていたよ。一般的な仕事のようなスケジュールを組むことで集中できたし、生産的に制作が進められたと思う。
── このアルバムにおけるコンセプトやテーマなどあるのでしょうか。
Tyler:このアルバムは、”時”と”場所”についての作品なんだ。もう少し詳しく説明すると、ある一定の時間に、自分自身がどこに居たいのかを悩み、苦しんでいる、と言う意味なんだけどね。アルバムタイトルにもなっている「Unimagined Bridges」と言うのは、過去に辿ってきた道のりや、選んできた答えのメタファーであり、その中で犯した過ちや、それに対する後悔のことも指している。ある意味このアルバムは、過去に犯した過ちはすべて必要なことであると同時に、それらがいつ起こるか決まっていないことを指し示す作品とも言える。難しいのは、そう言った考えの中に信念を抱くこと。そして人生に掛かった橋に、終わりは無いと気づくことだ。成長し、 経験し、チャンスを掴み、生き続け、時に人を裏切り、反省し、また歩み続けるのは正しいことで、そこにたどり着くようになっている、と言うことを伝えたかったんだ。
── ビデオにもなっている “Stand So Tall” には、The Wonder YearsのDan “Soupy” Campbellを迎えていますね。そのいきさつを教えてください。
Tyler: The Wonder Yearsのメンバーとは、去年のVans Warped Tourで会ったんだ。Soupyはいつでも声をかけてよ、と言ってくれていて、ずっとそのことが頭の中にあってね。いざスタジオに入ったときに、Soupyにゲストヴォーカルとして参加してもらおう、と言うことになったんだ。彼は才能に溢れていて、本当に素晴らしいアーティストだよ。
── アルバムのストリーミング映像では、皆さんがビデオゲームを楽しんでいる姿が印象的でした。
Tyler:実は僕たちは全員ゲームが大好きなんだ。だからストリーミングのビデオを配信しようと決まったときに、自然とこのアイディアが出てきたんだよ。ドラマーのJeremiが細かな内容を決めてくれたんだけど、本当に楽しい時間だったよ。
── 日本に対する印象を伺えますか?
Tyler:僕自身が食通だから、日本と聞くとどうしても食べ物が頭に浮かんでしまうね。 日本食に興味津々で、色々食べてみたいなって思うし、僕たちは日本のアニメやマンガ、ゲームも大好きなんだ。日本に行って、その土地にある色んなものを経験するのが僕たちの夢なんだよ!今すぐにでも日本に行きたくてたまらないんだ。
── では最後に、Driver Friendlyの次なるビジョンを教えてください。
Tyler:ソングライター、パフォーマー、そしてミュージシャンとして、すべてにおいて成長し続けること、かな。多くの人を惹き付けるような曲を作り続けて行きたいし、今歩んでいる人生の道のりが終わるまで、あらゆることに楽しみを見出していきたいと思っているよ。
Interview / Translation:Leyna Miyakawa
アルバムストリーミングはこちら
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