【NEWS】Corey TaylorがRock To Recoveryのイベントで、酒、薬の中毒から回復するまでの8年間を涙ながらに語る
9/16にロサンゼルスで行われたRock To Recovery(元KornのツアーギタリストWesley Geerが2012年に設立した薬物、アルコール中毒の治療を受けている人、虐待被害者、問題を抱える10代の若者などに音楽を通して自分を表現する機会を与える非営利団体)のベネフィットショウにSlipknot/Stone SourのCorey Taylor、MC5のWayne Kramerが出演しました。2人は中毒などの困難を乗り越え回復したロールモデルに選ばれ、Rock To Recoveryの「Icon Award」を受賞。そしてTaylorは涙ながらにスピーチを行いました。
「8年かかった。」とCoreyは話し始め、5歳の時にアルコールを初めて口にしたことを振り返り、自身の回復の過程を語りました。「自分で色々なことを考える…試行錯誤が自分の生き様になるんだ。お前は誰だって毎日問いかける。なんでか分かる?この業界にはその理由になる、ハマってしまうおかしなものがたくさんあるんだ。」
「このプログラムの素晴らしいところは、そういうものをすべて取り除いているところだ。」とTaylorはRock To Recoveryについて語りました。「それはより良い人間になろう、強い人間になろうという考えを取り除いてくれる。自分とまったく同じことをしている人たちが回りにいることで、孤独な気持ちを取り除いてくれるんだ。」
「これでまた楽しく過ごすことができるようになるんだ。」酒や薬に溺れること無く過ごした8年間は、ニュージシャンに焦点を当てたこの非営利団体のおかげだとTaylorは語ります。「自分がめちゃくちゃになることがかっこいいと自分をその状況に追い込んでいたら、それをやることは本当に難しい。そうじゃないんだ。自分を自制すること、しようとすることは実際に良いことなんだ。」
Taylorのスピーチ映像は以下。