【FEATURES】Rise Records Japan Tour 2014 ライヴレポート @ 9/7 渋谷duo MUSIC EXCHANGE

2014年9月7日の渋谷THE GAME公演を皮切りに、東名阪各地で開催されたRise Records Japan Tour 2014。全米ビルボードチャートで9位を記録したISSUESをヘッドライナーに、Rise Recordsイチオシの期待の新人であるAlive Like Meやここ日本はもちろん海外にも多くのファンを持つFACTらを迎え開催された本ツアーは、東京公演がソールドアウトするなど大盛況を収めた。今回は、2014年9月8日にshibuya duo MUSIC EXCHANGEで行われた公演の様子をお届けしたい。
この日のオープニング・アクトを務めたのは、東京を中心に人気急上昇中のMy Last December。開場時間を迎え続々と人がフロアを埋め尽くす中、オーディエンスをしっかりと煽り、会場をアツく演出してくれた。
再び暗転を迎えると、ステージに姿を表したのは、近年のシーンにおいて抜群の注目度を誇るNEW BREEDだ。エレクトロとヘヴィロックを抜群な配合でミックスした彼らのサウンドとスタイリッシュなステージングに、オーディエンスは次々と引き込まれていく。10月にはいよいよニューEP「The DIVIDE」のリリースも控えているとだけあって、バンド自体の勢いを感じさせるエネルギッシュなステージングを披露。ハードなデジタル音を湛えつつシアトリカルな展開がオーディエンスを熱狂させた “ANSWERS” や、アンセミックなコーラスとメロディアスなサウンドにToyoのエモーショナル&激情的なヴォーカルワークが冴え渡った ”Immune to anything but you…” など5曲をパフォームし、フロアには早くもサークルピットが生まれるなど大きな盛り上がりを見せた。
そんなNEW BREEDがバトンを渡したのはRise Recordsが総力を上げてプッシュする大型新人、Alive Like Meだ。アメリカ以外でライヴを行うのが初めてと言うだけに、本人たちの期待度も相当高かったようだが、それに呼応するかの如く、のっけからフロアも大きく沸いていた。大歓声の中美しいピアノの音色が流れると、そのまま “Slip Away” へなだれ込む。クラシカルなポストハードコアの要素も含ませつつ、叙情的なモダンロックへと昇華させた激しくも美麗な旋律に、オーディエンスもうっとりと酔い痴れていく。2014年初頭に公開され、彼らの名を世に知らしめた ”Start Again” や涙腺をこれでもかとばかりに刺激する、Alive Like Me節とも言うべきヘヴィ&ドラマティックな “Searching For Endings” をプレイし、ファンの心を鮮やかに奪っていった。世界中のキッズが待ち望むデビュー・アルバム「Only Forever」は2014年10月7日(国内盤は10月15日)に発売予定なので、こちらも要チェックだ。
Alive Like Meがステージを後にすると、ここからいよいよFACTのライヴがスタートする。オープニングを飾ったのは、最新アルバム「witness」でも幕開けを担う “new element” 。トリプルギターの紡ぐ攻撃的な轟音と重厚かつ正確に刻まれるリズム、そして爆発的なヴォーカルワークでオーディエンスにたたみかけていく。最高値に達したフロアをさらにまくしたて、中央には巨大なサークルピットが巻き起こった “drag”、マシンの如く刻まれるパンキッシュなリズムとメロディアスかつ猛々しいギターの掛け合いに体が疼かずにいられない “tonight ” と、暴れ回り、拳を突き上げ、汗だくになったオーディエンスに向けて圧巻のステージを繰り広げる。続いて、トライバルなリズムに合わせて巨大な手拍子が起こり、コーラスの大合唱が会場中に響き渡った “ape” や、繊細に組み立てられた鋼鉄のグルーヴィーサウンドに会場もありったけのエネルギーを放出しきった “miles away” と、ラストまで怒涛の如き駆け抜けて行った。しかし観る者すべてに衝動感を与える彼らのステージは、中毒性も非常に高い。フロアで音に身を任せていたオーディエンスも、FACTの次なるステージを自然に想像してしまったのでは無いだろうか?
ここで長めの転換を挟み舞台の準備が整うと、遂にISSUESのショウが幕を開ける。ソールドアウトの会場とだけあってメンバー全員が舞台に揃う頃には、割れんばかりの大歓声が巻き起こっていた。そんな会場の期待値をさらに増大させるかのように、心地良いまでの分厚い音圧でオープニング・トラック “Life Of A Nine” をパフォーム。会場に立ちこめた熱気を反射するかの如く、ステージから強靭なエネルギーが放出されていた。さらにここから“Personality Cult”、“Princeton Ave.”、”Never Lose Your Flames” とアッパーな楽曲でガンガンに飛ばしていく。オーディエンスは歌い、踊り、時には手や頭を振り、果てはモッシュピットまで出来上がると言う何でもアリな光景は、このジャンルの新たな可能性を示唆しているようだった。その勢いを保ったまま、Djentと言ったヘヴィな要素も交えつつ徹底したグルーヴ感が清々しいまでに響き渡る “Sad Ghost” 、Tylerの「Bounce!!」と言う合図とともにオーディエンスのエナジーが大放出された “Stingray Affliction” とプレイ。屈強なシャウト&スクリームで応酬するMichaelと、ヒロイックな佇まいでクリーンパートを高らかに歌い上げるTylerのコンビネーションも抜群だ。さらにはAJによる重量感満載のリフとJoshの叩き出すキレのあるビートに、ベーシストのSkylerやDJ Scoutの生み出す骨太なリズム感が絡まり合い、組み立てられる色彩豊かなサウンドが、オーディエンスのツボを刺激していく。続いて、メンバーが感動の表情を見せるほど激しいピットが乱立した “The Settlement”、ISSUESの真骨頂とも言うべきハードなサウンドスケープとスクラッチ、そしてR&Bスタイルの歌声がめくるめく展開する “Hooligans” とフロアを再び汗だくの興奮状態に仕立てあげ、ライヴはいよいよ終演を迎える。アンコールには “Her Monologue” と “King Of Amarillo” の2曲をパフォームし、テンションを振り切ったフロアを満足げに見つめながら、メンバーはステージを後にしたのだった。
上質なロックバンドのみを世に送り出し、世界中のシーンに名を馳せているRise Records。絶えず前進を続け、素晴らしいアーティストのサポートを続ける彼らだけに、今後の動向からも目が離せない。
Issuesインタビューはこちら
Alive Like Meのインタビューはこちら
テキスト:Lena Miyakawa
写真:Shingo Tamai

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